たった一度だけ試みたスロージョギングにより生じた古傷の右膝蓋骨周辺の疼痛は、ロキソニンsテープやインドメタシン配合スプレー、膝用サポータなどの使用による保存療法で回復を待つことし、(急激に寒くなったこともあり)今週は安静にしようと家にいようと決めたが、果たして回復してくれるか疑わしいところである。
家にいて、さて何をしようかと考えてみるが、やはり「お腹を引っ込める」とか「家にいながら減量する運動」とかを優先したくなりパソコンのYoutubeでアップされるそれらしきサイトを少しだけ見て「後でやろう」と「お気に入り登録」をしているが、一向に実践できていない。
このYoutubeであるが、最近まで「お気に入り登録」しているのは「きのこ狩り」や安涼奈やかほさんといったかわいこちゃん系の「登山日記」、「英文法や英会話講座」、モーツァルトやバッハなどの「クラシック演奏」、日本棋院の「囲碁対戦」などであったが、あの兵庫県知事選挙の驚くべき選挙結果に接して以降、公選法違反だと騒ぎはじめたいわゆるリベラル系のいくつかのサイト、その違反の立役者関係だとされるいわゆるデマゴーク系候補者や再選知事は何も悪いことをしていないといういわゆる反リベラル・反オールドメディア集団のサイトを自然とのぞくようになり、これがツイッター(現x)にも波及し、気が付いたら家にいる安静時間はもっぱらこれらのサイトの動画やツィートの読み込みの時間に費やされている日々が続いている。
もちろん、オイラは客観的な事実を積み上げてファクトを追求し人権を擁護するリベラル系の人々をひいきにしているので、自然そちらのお気に入りサイトが多くなるが、「あいつらは今日どんなデマを流しているか」という気持ちで、つい反リベラル派のサイトも開いてしまう。(ユーチューバーにとってはそれが狙いであることはわかっている。反対派でも一人でも多くサイトを登録してくれたり閲覧してくれればいいのだ。ただ、リベラル系ばかり多く見ているので、反対サイトは間違っているという意識は確実に根付いていて100%それが正しいという保証はないし、反オールドメディア論にもうなづけることもある。)
このところ、朝、パソコンを立ち上げYoutubeを開いたら、これらの政治色のあるリベラル系サイトが優先して現れるようになり、自然とそんなサイトを開いてしまい時間をとられてしまう。参考に開いた反リベラルサイトもしっかり登場してくれているので、つい開いてしまうことも多い。そんなこともあって、いつのまにか、あの「健康・体力づくりサイト」はあまり開かないものだから、自然と数が少なくなっている。
こんな現象を「見たいものだけが表示される、知らずに飲み込まれるネットのアルゴリズム」というのだそうだ。あるいは、こないだの衝撃的な兵庫県知事選挙も、「知事は悪くない」サイトに飲み込まれ、いつの間にか反知事から親知事に有権者の心が動いたのかもしれない。
ただし、「知事は悪くない」という情報がデマゴークの巧妙な戦略だとしたら怖いことである。
毎日のように家にいるので、あの名作と評判の朝ドラ「カムカム・・」再放送をみて毎日泣いているが、軍部と政治家のデマゴーグによって大半の日本人が踊らされて突入し、結果、大半の日本人が打ちひしがれた昭和初期の大戦のときと似た空気が、この情報化社会でも漂っていないといいのだが・・
ああ、どうする減量とラントレ・・あせる。