かぜねこ花鳥風月館

出会いの花鳥風月を心の中にとじこめる日記

降るほどにふくらんでいく梅の花

2024-02-21 15:30:12 | 日記

朝から雪が降っている。ぼた雪というほど粒は大きくないが、天上から落ちてくる速度が速いので水分を多く含んだ春の雪だ。

おとつい梅の開花宣言が報じられた。当地方の平年開会日より十日はやいのだという。近くの庭の梅の花もおとつい一輪、二輪とほころんだのを確認したが、つぼみたちは大きくふくらんで今にも開花しそうな気配だったが、この朝からの重たい雪が、このツボミたちに容赦なく降り積もっていて辛いだろう。

でもしっかり観察すると、つぼみたちは何やら体温のような熱があるように枝という枝からくりくりとしたほの赤い顔をのぞかせてなにやら元気そうではないか。もう彼らもこの雪はつぼみを凍らせるほどの冷たい雪ではないことは知っているようだ。

これから1週間雪は降らないだろうが、気温は平年並みとそれほど暖かくはならない。平年より十日も早く開花した梅たちは、ゆっくり開花しながら、長く咲いて楽しませてくれればいいが。

ウメの開花宣言は、この地方の他の植物たちの早い開花のシグナルとなるのか。雪が融け次第、森に観察に出かけよう。

 

 

 

 

           

 

 

この冬の雪不足により、当地方ではすでに二三のスキー場が営業を終了しており、今日の雪をみて悔しい思いをしているかもしれない。今同じような状況が続けば、季節のスキー場は成り立たないのかもしれない。面白山のように放置され、さび付いたリフト や廃墟と化し崩れゆくスキー小屋をみるのは辛い。       

 

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