かぜねこ花鳥風月館

出会いの花鳥風月を心の中にとじこめる日記

スピカつながりで2002年春にタイムスリップ

2024-02-20 21:27:40 | 日記

昨日今日と、NHKの再放送されたものであるが、小澤征爾さんが指揮をした「2002年ウィーンフィルニューイヤーコンサート」と、同じく2002年の前期朝ドラ「さくら」を視聴した。

朝ドラ「さくら」だが、以前このブログで記したこともあるが、オイラはこの朝ドラをこよなく愛している。2002年だから、オイラが宮古島に在住していた時期に放映されたもので、オープニング映像に現れる北アルプス穂高・笠ヶ岳・乗鞍岳の展望都市・飛騨高山や飛騨古川がたまらなく「なつかしいやまと」であったこともあるし、また、脚本の田淵久美子さんの絶妙なコメディータッチなラブロマンスにも当時はかなりハマっていたのを告白せざるを得ない。ヒロインのさくら役・高野志穂さんも、桂木先生役の小澤征悦さんも役柄にぴったりで、お二人に好感をもって欠かさず見ていたし、周囲の配役陣も絶妙な演技をこなしていた。

この愛すべき朝ドラ「さくら」再放送もいよいよ残すところ10回ばかりの佳境に近づいてきたが、今日の145回の放送終了時に流れた森公美子さんが歌う「桜景」(おうけい?)という歌の歌詞に驚いた。

この歌の出だしのフレーズが「春の兆し スピカ」だった。オイラもスピカをみると春の兆しを感じていたので、この歌にスピカが出てきたことに驚いたのである。

録画した番組を再生して、いそいで歌詞をメモして撮影したスピカの写真に書き写した。

 

     

あわせて、この歌に流れた映像の笠ヶ岳の立派さにも驚いた。

高山方面から眺めた笠ヶ岳がこんなに立派だったのか、と。

 

      

                     バックに笠ヶ岳

 

話は一方に移るが、先日亡くなられた小澤征爾さんの「2002年ウィーンフィル・ニューイヤーコンサート」、あの伝説のクライバーのニューイヤーコンサートにも匹敵するような観客のこころをとらえたような熱を帯びた演奏会だったようだが、恒例となっているアンコール「ラデツキー行進曲」の映像に、なんと小澤征爾さんの家族が映し出されていた。奥様と長女小澤征良さんと長男小澤征悦さんが観客席中央前方に仲良く座って拍手しているではないか。小澤征悦さんといえば、朝ドラさくらの「桂木先生」だ!

 

     

2002年1月「桂木先生」がウィーンにいて、実は彼の親父が世界的なマエストロであって、彼が4月から飛騨高山の私立高校体育教師として過ごしていた。なんてそのマエストロが逝った2024年に生きているボクタチは、どのようにこの映像を結びつけていいのだろう。

 

この24時間のうち、スピカつながりで、2002年の春のウィーンと飛騨にタイムスリップし楽しい夢を見させていただいた。

わが身の宮古島時代も思い出し、また、マエストロだけではなく、朝ドラ「さくら」の配役陣でも、あれから22年という歳月をへて、スピカをはじめ夜空の星になったヒトビト(津島恵子さん、小林亜星さん、中村メイコさん、奥村公延さん、佐々木すみ江さん、内藤武敏さん、斎藤洋介さん、そしてナレーターの大滝秀治さん)たちのことを思うと、時の残酷さ、無常観ばかり募り目が熱くなっってしまう。(嗚呼)

 

 

  

 

  

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