今年は、流星撮影プランに加えて、天の川撮影も積極的に行おうか。われら銀河系の渦の中心を仰ぎたいという気持ちは、故郷回帰にほかならぬ気持ちなんだろうか。
これから後半生のテーマは、「山と星」。山の黒いシルエットをいれた天の川を写したい。
下の写真は2020年の9月初めに岩手山に行ったときに撮った朝方の空であるが、あの時は満月のころで月明かりが煌々として、天の川は撮影できなかった。
天の川撮影のチャンスは、新月などの月齢の若い時期か、月がのぼる前の宵闇、または月が沈んだ後の未明という時間帯を選択しなければならないが、幸い「天体観測手帳」や国立天文台の「今日のほしぞら」という親切なツールがあり、撮影地から山のシルエットが画像に入るかどうかは「山と高原地図」などで確認し、これらツールのお世話になりながら山に行く時期を決めよう。
例えば、焼走りのキャンプ地から南西方向に聳える岩手山のシルエットをいれて、「岩手山頂にかかる天の川」というテーマで撮影するなら、7月末の深夜や8月末の21時ころがいい。
「7月末は、北アルプスに行ってる頃だし、焼走りも夏休みのこどもでうるさいだろうから、盆過ぎで人気がひいた8月末は、2年前と違って月明かりの心配もなく絶好の機会だ!おととしは、ずいぶん蚊に刺されたな、蚊取り線香大量に持ってこか」という具合に日程を絞って山に行こう。
でも、天の川と山のシルエットなら、キャンプ地まで3000円程度のタクシー代で行けて、ヒトが少なく山全体が暗い岩手山なんか最高のお山だろうが、最終目標は、やっぱり涸沢なんだろうな。でも、あそこまで三脚担いでいくのはつらいよな・・。
2022年、とうとう深田久弥さんが亡くなった年齢と重なってしまう年だ。あんなに元気だった深田さんがぽっくり行くとは・・・諸行無常である。(理想的な死にざまではあるが)
何とか、その「山と星」の最終目標地まで三脚・テント担いでいけるように、体力維持向上だ!
正月も、はや五日。今日から、酒量と糖質を下げて行こっと。
日光湯元で天の川を撮ったものだが、あそこは山のシルエットが入りにくい。
戦場ヶ原あたりに出向いてビバークしながら男体山などの日光連山を入れた天の川なら、
素晴らしい映像となるのだろう。
2022 累積走行(歩行)距離
1月(目標500km)
1日 0km 計0km 酒浸り
2日 10km 計10km 箱根駅伝途中までTVで見てしまう
3日 12.24km 計22.24km 箱根駅伝途中までTVで見てしまう
4日 4.29km 計26.53km 雪が待っていたので買い物だけ