どうも、コロナ禍は、すなおに終わってくれないらしく、東京は日常を取り戻しそうに見えて、すぐにアラートを発し始めた。今すぐにではないにしても、専門家は、「第二波は、この秋以降必ずやってくる。!」とのたまわっているのだから、遅かれ早かれやってくるのだろう。
第二波襲来で、また全国的引きこもり作戦をとるのか、検査拡充という運びになり、非感染者ないし抗体保持者のみに活動の自由を与えられる社会が来るのか、今の時点では分からないが、さらなる自粛生活で、仕事を失う若者や経済的にひどい目にあっている人のフラストレーションが高じて、年金生活者や、たのしそうに登山や旅をしている高齢者なんかに蹴りを入れるような世の中だけは来てほしくない。
黒人虐殺で始まった米国での報道に接し、医療や雇用で抑圧されたヒトたちが、何かをきっかけに爆発し、やがて巨大な集団的な暴力となって、あっというまに略奪や破壊行為といった暴動にまでいたる恐ろしさを見せつけられているが、お国柄が違うとはいえ、我が国においても、コロナ禍の長期化で不測の事態が生じることのないように祈りたい。(失業や廃業に加え、マスクや給付金遅延とその税金の使い方も、黒川問題も、爆発の火種は宿しているのだろうが・・)
そのような、不安をいだきながら、第二波襲来までの間、「控えめな」アウトドア活動とはどういうものか自問しながらこの夏を生きよう。やっと、東北なら県間移動はゴーサインがでたが、車というものを持たず、レンタカーもイヤという者にとって、鉄道とバスが県間移動手段だろうが、どっちが感染リスクが低いか。学校も始まり、朝夕の通勤通学時間帯は東北と言えども込み合うので、そこは外そう。鉄道なら、始発に乗って、15時頃までには帰途につく。15時以降は、高速バスが空いていていいだろう。どちらも、乗降ごとにマスクと手指消毒か、そのような新しい行動様式でいこう。まずは、山形と福島から。(岩手は、いまだ無垢なので入りにくい、様子見よう。)
そんな、人間様とはお構いなしに、季節は確実に夏に向かっている。花は夏の花、春の花はしっかり実を残し始めた。
バラ科ヘビイチゴ属 ヘビイチゴ
可哀そうな名だが、オイラも口に入れたことはない。毒ではない。
ヒルガオ科ヒルガオ属 ヒルガオ
なんて清々しいピンク色なのだろう。
花期は7~8月というのに
キキョウ科ホタルブクロ属 ホタルブクロ
まるで和紙で作ったようながく片だ。
バラ科サクラ属 名前は不明のサクランボ
クルミ科クルミ属 オニグルミ
もう10個のクルミの実がピンクを残して膨らんでいます
ミズキ科サンシュユ属 ヤマボウシ
もう受粉を終えて、緑の粒粒が、あの1個の赤い実になろうとしているのか
クワ科カジノキ属 コウゾ
クワ科の実は熟したら食べられそう
ツツジ科スノキ属 ナツハゼ
まるでガラス細工のよう釣鐘状の花
ユリ科ツクバネソウ属 ツクバネソウ
葉っぱが、衝羽根のかたちで付け根は紫色、 花は葉っぱのように緑色 おしべはクリーム色
めしべが紅色 となかなか地味ながらおしゃれだ。 真っ黒い実になる。
モクレン科モクレン属 ホオノキ
まるで、天空に浮かぶ城塞のような花 もう受粉を終えたか