鹿沢・万座パークボランティアだより

鹿沢・万座パークボランティアより皆様へ自然情報等をお届けします。

黒斑2/27

2012年02月27日 | 日記
アイゼンとスノーシューの割合が本日2/27は半々、ここしばらくはアイゼン装着が
6~7割と多いです。
新雪が少なく、吹きだまり部分も少ないので、両方用意した上、アイゼンを選択しました。
登山道は踏み固められスノーシューより疲れないからです。
昨日2/26の村上山とほぼ同じような時間と距離で登ることができます。

決定的に違うのは、標高が高いことです。(装備が違ってきます)
  出発地点の車坂峠(標高1973m)、黒斑山頂(2404m)
  村上山  出発点   1400m  山頂 1746m
共通点は、烏帽子・浅間火山群に属し、火山地形の特色を良く出していることです。 
  黒斑火山 溶岩と火山砕屑物(火砕物)が交互に積み重なって層をなす、
       成層火山の断面が良く見える。
  村上山  登り切った所から四阿に向かって少しくぼみ、再び登り帰す。
       複数ピークを持つ溶岩ドームの特色を体験できる。 

本日の画像(トーミの頭)


樹林帯


黒斑山頂


着雪シラビソオオシラビソ
  

(投稿:ワイルド三太) 
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重い雪村上山スノーシューイング

2012年02月26日 | 日記
2月も下旬、売りであるパウダースノーのスノーシューイングもおしまいになった。
重い雪の村上山スノーシューイングであった。
雪は重くなったが、寒さが和らいだのがこの時期の最大の取り得だ。
お客様は3名、うち2名は全くの初心者で、極めてスローな走行になった。
それでも登り1時間半、下り1時間、休憩計30分、合計3時間で
往復した。
山頂の開けた展望に”ここから日の出をみたい”という次のステップにつながる
感想をいただいた。
そしてもう一つの目的、GPSデータによる登山道の現状の把握。
国土地理院1/25,000登山道表示が現状とずれていることを改めて
確認した。

もう一つ、村上山登山の高低図が作成出来るがこれは試作版。


2/26 2012実施。投稿:ワイルド三太
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雪とけて 村いっぱいの 子どもかな

2012年02月24日 | 日記
今季最低気温は-19度、-17~-14の日々が何日も続く。
水抜きした水道蛇口に残った水が凍結し、元栓を開けても水は出ない。
水洗トイレの水タンクが凍り水でない。
そんな風に寒かった天候も今週に入り、明らかに違ってきた。
ツツピー、ツツピーとさえずりだした。
昨23日の雨で庭の雪が消え、聖少女ベロニカの桃が咲いていた。
水仙は芽を出していた。
シャクナゲは大きく葉を広げグリーンが復活してきた。
ホツ、ホツ、ゴロスケホーと勢いが良くなった。
澄み切った空気でスッキリ見えていたオリオンはぼんやり霞んできた。
子どもたちは外で元気よく遊び、はしゃいだ声が聞こえてくる。
小林一茶が百数十年に詠んだ世界と少しも変わらぬ情景だ。
  雪とけて 村いっぱいの 子どもかな(一茶)
          (投稿:ワイルド三太)
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雨水の頃【二十四節季】

2012年02月19日 | 日記
押忍!!
雲のダンナ@須磨・神戸です。

一昨日から、あら珍しや!とうとう雲のダンナも熱を
出し、風邪状態で只今ダウン中です。
疲れが溜まってその許容線を超えてしまい風邪に
なったしまったのか・・・・・。
やはりひとは生身ですなぁ。

ところで今日2月19日からは雨水の節季になります。
雨水・・・・・この時期になってくると空から降っ
てくるものが雪から雨に変わり積もっていた雪も
これからは徐々に融け始めるという頃です。
この時期からは九州、四国など暖かい地方では農
作業の準備に入っていきます。
九州南部ではそろそろうぐいすの鳴き声が聞こえ
始める頃ですが我が家の裏でも例年ならこの時期に
は聞こえるのですが今年はさっぱり聞こえてきて
いません。

太陽の光は確実に強さを増してきているのは実感と
して感じるのですがやはり今年の寒波の強さなどが
影響しているのでしょうか。


【この頃によく歌われる唄】

〔どじょっこふなっこ〕
東北地方童歌 岡本敏明作曲

春になれば氷こも解けて  
どじょっこだの ふなっこだの  
夜が明けたと思うベナ      

夏になれば童こ泳ぎ
どじょっこだの ふなっこだの
鬼っこ来たなと思うべナ

秋になれば 木の葉こ落ちて
どじょっこだの ふなっこだの
舟っこ来たなと思うベナ

冬になれば氷こも張って
どじょっこだの ふなっこだの
天井っこ張ったと思うべナ

では、では。

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2012年 2月12日 スノーシューイベント:たまだれの滝 

2012年02月13日 | 日記
こんにちは、佐藤@横浜です。

2月12日、今年3回目のスノーシューイベントを実施しました。

前日(2月11日)の午後に下見をした際にはピーカンの晴天で
天気予報でも晴れマークだったのですが…



当日の朝の村上山。
朝早くは青空がのぞいていたのですが、時間がたつにつれ
雪がちらつき始め…だんだん横殴りの雪になりました…。
視界不良&しばらくは天候の回復が望めなさそうだったため
この日のスノーシューイベントのコースはたまだれの滝となりました。



鹿沢インフォメーションセンター前で準備運動をすませ
スノーシューを装着。



そぼふる雪の中、たまだれの滝をめざします。



たまだれの滝付近まで来ると、雪も小降りとなり、うっすらと
陽射しが出てきました。



一ヶ月ぶりに訪れた、たまだれの滝。
やはり全面結氷はしておらず、部分的に水の流れがあるところも
ありました。



往復の道中では、アズマシャクナゲの花ガラや今年の花芽を
観察したり…



雪面に残る動物たちの痕跡を観察したりして、鹿沢の冬の自然を
満喫しました。


次回、スノーシューイベントは2月26日(日曜日)を予定しています。
まだまだ参加者募集中ですので、興味ある方はぜひ、ご参加ください。
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村上山スノーシュー下見

2012年02月11日 | 日記
こんにちは、佐藤@鹿沢PVです。

明日のスノーシューイベントの下見で鹿沢に来ています。

今日は電車に乗った時から良い天気。浅間山も綺麗に見えました。
上田駅から休暇村の送迎バスに乗せていただき、鹿沢に到着すると
ピーカンの晴天!

これは村上山に行かねば!ということで、さっそく行ってきました。




目指す村上山が青空に映えています。
陽射しも暖かく、出発時点で気温はマイナス4℃。



木漏れ陽が暖かく、登っていると汗ばむくらい。
小鳥たちも樹々の枝から枝へさえずりつつ、飛んでいました。



東屋近くから浅間山もくっきりと雄姿を見せてくれました。
前回はうっすら雲間からしか見えなかったのですが、今日はバッチリ^^。



途中のんびりと休憩しつつも、小一時間ほどで山頂に到着。



山頂からの眺めは関東方面はバッチリ。
浅間山や嬬恋のキャベツ畑もくっきりと見えます。



右後方の新潟側には雲がかかっていましたが、四阿山も今日は綺麗に見えていました。

雪の状態はかなりしまっていて、ツボ足でも歩けるくらい。
(実際、長靴で登っている人もいらっしゃいました)

雪質もさらさらのパウダースノーで、スノーシューで歩いているとキュッキュっと
気持ちよい音がします。
とはいえ、踏み固められたルートから外れると、ズボっとハマりますので、ご注意を^^

明日の天気は…ちょっと見て見たら、バッチリ晴れマークでした。


明日のスノーシューイベント、まだまだ参加者募集中です。
天気もよさそうですので、明日の予定がまだ決まっていない方、ぜひご参加ください!


2月12日(日) 9:30~12:00 村上山又はたまだれの滝

集合解散 鹿沢インフォメーションセンター 9時 

参加料  500円(保険料他)

スノーシュー+ストックのレンタル可 500円

*標高1400メートル~1850メートルでの冬季イベントです。防寒服・靴など装備を
十分に行った上ご参加ください。

問い合わせ先:鹿沢インフォメーションセンター 0279(80)9119 




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節分と立春【二十四節季】

2012年02月03日 | 日記
押忍!!
雲のダンナ@須磨・神戸です。

今日も冬の嵐が続いているようだけど季節の上では今日が冬の終わりの日となって
明日からは立春になりますよ。
っということで今日は季節を分けるということから節分で~す。
   
昔、昔は季節の変わり目には邪気が起きると考えられて(例えば鬼など)その邪気を
払うために悪霊払いがしきりに行われていたのです。
節分の行事は平安時代には宮中行事として取り扱われて炒った豆で鬼を追い払い
福を招き入れるということが行われていました。

その後、庶民にもその行事が行われるようになって今でも各地でやっている柊の枝
に鰯の頭を刺して玄関や戸口に立てたり「福はうち~、鬼はそと~」と叫んで豆を撒
くようになりました。

そして明日は季節の変わり目、節分が終わり立春となります。
季節の上では一年が初まって今日から春が始まりますよ(暦の上だよ)。
昔は季節の変わり目の節分が大晦日で立春が元旦とされていたので年賀状には
初春、迎春と書くのですよ。
                
この頃から春の気配が次第に感じられるようになって先日までの大寒は一年で最も
寒さが厳しい時期であるのでそれを過ぎたので気分的にも春が来たなぁと感じるよ
うな気持ちが徐々に芽生えてくるのではないでしょうかね。

とはいえ、今年の場合はとてもとてもこの寒さでは春??なんて言葉はイメージ
すら出来ないような状況で聞けば梅も桜も菜の花も全般に遅れているようで、
なお且つスギ花粉の飛散も例年より遅れているようですよ。

ひと時落ち着いた寒波も来週後半からは風雪が強まりそうですがあまり強すぎると
第3回スノーシューにも影響が出るかもしれないですね。

【この頃によく歌われる唄】

 早 春 賦   小学唱歌

春は名のみの 風の寒さや  
谷の鶯 歌は思えど
時にあらずと 声も立てず
時にあらずと 声も立てず

氷解け去り 葦は角ぐむ   
さては時ぞと 思うあやにく
今日もきのうも 雪の空
今日もきのうも 雪の空

春と聞かねば知らでありしを 
聞けば急かるる 胸の思を
いかにせよとの この頃か  
いかにせよとの この頃か
            

では、では。
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