鹿沢・万座パークボランティアだより

鹿沢・万座パークボランティアより皆様へ自然情報等をお届けします。

雨水の頃【二十四節季】

2019年02月19日 | その他
押忍!!
雲のダンナ@須磨・神戸です。

鹿沢万座PVの皆さんお元気ですか。
PV自主研修「雪と遊ぼうin嬬恋鹿沢」に参加された
方々はお疲れ様でした。

先週までの強力寒波がようやく過ぎ去ったと思えば
今度は3月下旬から4月にかけての気温に急上昇する
予報が出ています。

予報より早く早朝から降り始めた雨は今日からの
"雨水"にあわせたようなものになりました。
気温が10度後半が続くと積雪は融雪と凍結を繰り返して
硬く締まったものになりスノシューというよりアイス
シューというものになり面白みには欠けてしまいますね。

今日から始まる雨水の頃は今まで降っていた雪、霰、
霙等の白いものから雨に変わって来る頃と言う意味で
あり、また各地に積もっていた雪もこれからは徐々に
融け始めると頃になります。

この時期になると九州、四国など暖かい地方では農
作業の準備に入っていきます。
九州南部ではそろそろうぐいすのさえずりが聞こえ
始める頃ですが我が家の裏でも雨音に混じってさえ
ずりが聞こえてきました。

まだ正確な鳴き方ではありませんがこれから徐々に
練習を重ねいつもの美しいさえずりを聞かせてくれる
ようになることでしょう。

太陽の光は確実に強さを増してきているのは実感と
して感じるのですがやはり今年の寒波の強さなどが
影響しているのでしょうか。


【この頃によく歌われる唄】

〔どじょっこふなっこ〕
東北地方童歌 岡本敏明作曲

春になれば氷こも解けて  
どじょっこだの ふなっこだの  
夜が明けたと思うベナ      

夏になれば童こ泳ぎ
どじょっこだの ふなっこだの
鬼っこ来たなと思うべナ

秋になれば 木の葉こ落ちて
どじょっこだの ふなっこだの
舟っこ来たなと思うベナ

冬になれば氷こも張って
どじょっこだの ふなっこだの
天井っこ張ったと思うべナ

では、では。
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雪原を歩く

2019年02月17日 | 活動報告
鹿沢の冬の楽しみは雪原を歩くことです。地蔵峠の近くに素敵な雪原があるとPV仲間のH氏が教えてくれました。良く晴れた2月17日に、その雪原を歩いてみました。とても素敵な雪原で、加藤泰三の「霧の山稜」のような世界を体験できました。 歩いたルートは、地蔵峠の南、湯の丸スキー場の第6駐車場から奥に入った平坦な場所。ここには1803mと1831mの2か所の独立標高点の間に標高1760mから1810mのなだらかな斜面が広がっています。 ここを歩くにはステップソールのスキーが最適ですが、雪が締まればスノーシューでもOK。ゆっくり歩いても2~3時間のコースです。 (投稿:ワイルド馴鹿)


美しい湯ノ丸山と烏帽子岳を望む広い雪原を歩きました


湯の丸スキー場の第6駐車場奥に駐車する


第6駐車場の奥から見たコースの入口と林道


林道を歩き始めて駐車場方面を振り返る


雪に覆われて林道を進む


前方の傾斜が大きくなるので、南に方向を変えて進み、大きなカラマツの脇を通過する


独立標高点1803mに向かって進む、振り返ると烏帽子岳と湯ノ丸山が見える


独立標高点1803m下の平坦地から振り返ると湯ノ丸山が美しい


緩斜面を東に少し登ると広い雪原にでる、湯ノ丸山と烏帽子岳の絶景が広がる


緩斜面の雪原をステップソールのスキーで快適に進む


更に進んだ1790m付近では前方に西篭ノ登山が見える


振り返ると湯ノ丸山


斜面がやや急になる1800m付近から斜面を横切って南東方向に進む


林道から三方ヶ峰に登る登山道の入口付近に出る


林道は湯の丸スキー場の初心者コース(カモシカコース)になっています


緩やかなカモシカコースを下るとスキー場の第6ゲレンデの下部に出ます


日曜日なのでスキー場はたくさんのスキーヤーで賑わっています

(投稿:ワイルド馴鹿)
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白銀とふれあう「スノーシューハイキング」

2019年02月16日 | 活動報告
2月16日(土)の「スノーシューハイキング」に参加しました。この日に歩いたのは休暇村鹿沢高原がある鹿沢園地に接した「水源の森コース」です。鹿沢インフォメーションセンターに午後1時に集合して、明るい冬木立の森を観察しながらスノーシューで歩きました。 今年は例年に比べ積雪量は少なめですが、スノーシューを楽しむには十分です。天気も良く厳しい寒さの中でも防寒対策をすれば快適です。 (投稿:ワイルド馴鹿)


鹿沢園地のボランティア棟の雨戸にはキツツキ(アカゲラ)が開けた穴が有ります


鹿沢園地の森を歩きます


森の中の水源地方面に


大きなミズナラの木には熊棚が見られます


熊棚はクマが木に登ってミズナラのドングリを食べた痕跡です


ヤドリギ


オオカメノキの冬芽


アズマシャクナゲの花芽


厳しい寒さに耐えるアズマシャクナゲ


旧憩いの広場付近

(投稿:ワイルド馴鹿)
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立春の頃【二十四節季】

2019年02月04日 | その他
押忍!!
雲のダンナ@須磨・神戸です。

鹿沢万座PVのみなさまお元気でしょうか。
先日、池ノ平へのスノーシューイベントで活動しましたが
思った以上の積雪量がありスノシューにはもってこいの状況
でしたが深雪で中々のラッセル行進でした。

最強寒波が連日北の地を覆っている影響で当地でも毎日寒い
日が続いており池の氷も硬くなってきているようです。

昨日は節分で今日から立春になり暦の上では春になります。
近くの通りではロウバイが花一杯に咲きほころび日差しも
日一日と強くなってきているようです。

今日からの立春ではこの頃から春の気配が次第に感じられる
ようになり先日までの大寒の厳しい寒さを過ぎたので気分的
にも春が来たなぁと感じるような気持ちが徐々に芽生えて
くるのではないでしょうか。
             
日の出は早くなり日の入りは遅くなってきていて太陽の明る
さがとてもあかるく感じられるようになってきているので春
を感じることが出来るのでしょうね。

しかし実際には体感的に寒さが厳しい日もあり(寒の戻り)
春遠からじということにもなるでしょう。

暖かさが増してくるとそろそろ花粉も飛び始める季節となり
ますが今年は中国からの微粒子PM2.5が花粉と合体して悪玉
花粉なるものになるようなことをいっていました。

また今年の花粉は例年の50%アップだとかニュースできくと
憂鬱になりますが花粉症や呼吸器疾患のある方はマスクなど
十分に対策をとる必要があるようです。
           
【この頃によく歌われる唄】

 早 春 賦   小学唱歌

春は名のみの 風の寒さや  
谷の鶯 歌は思えど
時にあらずと 声も立てず
時にあらずと 声も立てず

氷解け去り 葦は角ぐむ   
さては時ぞと 思うあやにく
今日もきのうも 雪の空
今日もきのうも 雪の空

春と聞かねば知らでありしを 
聞けば急かるる 胸の思を
いかにせよとの この頃か  
いかにせよとの この頃か
            

では、では。
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