鹿沢・万座パークボランティアだより

鹿沢・万座パークボランティアより皆様へ自然情報等をお届けします。

5月末鹿沢園地の花

2010年05月30日 | 日記
携わった方も多いでしょう、シイタケの様子を見に行きました。
出ていました。関係者で食べられないのが残念、取り立ての香りはここでしか味わえません!


ふと、林床を見るとピンクのイワカガミがたくさん、一斉に咲いていました。


ベニバナイチヤクソウは蕾で間もなく咲きそうです。


ツバメオモトも咲いています。


エンレイソウはもう終わりで多くは実になっていました。花ももう終わりです。



小さなチゴユリが咲き出しました。


マイズルソウは蕾で間もなく咲くでしょう。


毒草として解説するバイケイソウですが、食べられています。
カモシカに相違ないとにらんでいますが、状況証拠がありません。


ショウジョウバカマは実になっています。
5月末、鹿沢園地の花々です。(投稿:PVワイルド)
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レンゲツツジ

2010年05月27日 | 日記
標高800m弱の我が家のレンゲツツジが咲きました。
ヤマツツジや他のツツジの仲間と比べて、別名オニツツジと言われているごとく、特に魅力的とも思えませんが、湯の丸では超スーパースターです。
湯の丸でもあと20日余りで咲くことでしょう!
このスーパースターを迎えるべく、湯の丸高原では、今、保全作業が活発です。
東御市の緊急雇用対策事業のプロフェッショナル作業が進行中です。東御市との提携都市である東京大田区の小学生が森林整備体験作業で入っています。
直近では郁文館中学の作業も入っています。
レンゲ保存会作業、東御市作業なども入ります。
湯の丸のレンゲツツジ群落はこのように多くのボランティア作業により維持されています。
自然公園の利用と保全という視点から触れてみました。(投稿:PVワイルド)
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カモシカ

2010年05月26日 | 日記
通行可能となった高峰林道を嬬恋側に下る。


霧の中、カラマツの新緑の中を走行すると物音一つせず、ジョバンニとカンパネルラの銀河鉄道に乗っている感覚になる。
実は気がつくと、自分は既に亡くなっていて、本当に銀河鉄道に乗っているのかも知れない・・・なんて思ったりする。
・・・フト、目の前に何やら・・・・・現実の世界に戻る。



カモシカでした。
急いでカメラを取り出しまず1枚。
今回かなり近づいてアップで・・・・と思っていると登ってくるクルマがあり、驚いたカモシカは姿を消してしまいました。
クルマをやり過ごし、そんなに遠くには行っていないので探すと・・・








レンズを望遠に付け替え撮影、予期せぬ出現に手ぶれが半分程あり失敗作多し。
意図した顔のアップは間合いを詰めることが出来ず、果たせませんでした。
モデルがOKしてくれる距離を微調整しながら測って行くのですが、今回はこれまで。
厳しい冬、難敵病原菌そして食べ物、これらをクリアーして生きているカモシカに敬意を表し、”・・・ではでは、また・・・・”ということでお別れです。(投稿:PVワイルド)
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カラマツ芽吹く池の平

2010年05月20日 | 日記




カラマツの母樹林でもある池の平、いま芽吹きを迎えていました。
昨年、大量に実をつけたせいか雌花は殆ど確認できません。雄花ばかり付いています。

ヒメイチゲがそっと目立たず咲いていました。
(かって、姫(ひめ=女性)とはこんなにつつましかったのか!いまや隔世の感あり。
2名の男子短大生はいるかいないか分からないくらい静かに後ろに、8名の姫は最初から最後まで賑やか)
ガンコウランは最後の花が赤く付いていました。
木道脇にショウジョウバカマが咲き、確認できたのはミネザクラをいれて4つだけでした。

”春なのに華やかさが無い、黄色がない?”
姫の質問でした。
新緑の薄いグリーンの前に紅葉と同じ色の世界がほんの一瞬出現すると説明して賑々しい姫たちのガイドを終えたのでした。(投稿:PVワイルド)
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新緑

2010年05月14日 | 日記

画像1


画像2

新緑を迎えています。
色にフォーカスしてみましょう。緑と言っても実に様々です。
日本人は違いを識別し名前をつけてきました。
(以下のデータは「和の配色事典」技術評論社平成18年刊より引用)







1.画像1・2と色の名前を付き合わせる。・・・私には、到底、識別できそうにありません。
けれど、このような色彩感覚を持つということは(多くの人に自覚されない)日本人のアイデンティテイかもしれません。
木によって微妙に異なるグリーンが豊かな色彩感覚を育んでいった一因と言えなくもありません。

2.もう一つ
新緑になる直前、葉緑素が出来ていないため、短い時間、紅葉と同じ色になる木があります。画面の何カ所かで確認できます。
原理的には紅葉と同じ色素が働いています。

新緑の短い時間の中で色に触れてみました。(投稿:PVワイルド)
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ヒトリシズカ

2010年05月12日 | 日記
猿に食われながらも、シイタケの収穫はほぼ終わり、秋に向けての準備にはいる。
アズマイチゲの花が終わり、ヒトリシズカが咲き始めたと思ったら、もうすでにピークアウト。
フタリシズカもあるけどこちらは約1月遅れて開花。
足下にチゴユリがいっぱい生えて今にも咲きそう。
鳥が運んだのかウバユリモ数株芽を出した。
こんなことをやっているとてきぱきとは進まないが、一人静かに作業する。
(投稿:PVワイルド)
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ショウジョウバカマ

2010年05月10日 | 日記
今、園地で咲き始めました。
葉を付けたまま冬を越し、上をおおう広葉樹の葉が開かないうちに太陽光を一身に浴び、花開かせます。葉の先から芽を出し、クローンで殖えることも同時に行っています。

猩猩(しょうじょう)は中国古代の想像上の動物です。
「猿に似て体は朱紅色の長毛でおおわれ、顔はヒトに、声は小児の泣き声に似て、人語を解し酒を好むという」(日本国語大辞典)
猩猩(和漢三才図会)


猩猩が袴をはいていると見立てたのは、能の「猩々」のイメージに沿っていると言われます。
能猩々(久保田淳「野あるき花ものがたり」小学館2004刊より引用、下の写真も)


能の舞の姿から、猩猩が袴を履いていると見立てたのは納得できるネーミングです。
花の濃いピンク色は赤に近く色彩的にも合致しています。


今を盛りのショウジョウバカマ(ユリ科ショウジョウバカマ属)
(投稿:PVワイルド)
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浅間山開き

2010年05月08日 | 日記
浅間山開きが本日5/8小諸観光協会主催にて行われました。
活動レベル1で前掛まで行くことが出来ます。2シーズン振りの前掛です。

安全を願って神事が執り行われました。


勇壮な大浅間火炎太鼓に送られ出発しました。


湯の平には雪がいっぱい残っています。(他は無し)


火口(釜山)には行けません。


前掛から見た現在の火口


烏帽子から連なる火山群が一望出来ます。


誰も気がつきませんがガンコウランが咲いています。


日本を代表する火山、浅間山。観測データを活用し、安全な時には登山を楽しませてもらいましょう。(投稿:PVワイルド)
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着いた!火起こし名人登場

2010年05月06日 | 日記
5/2~3鹿沢園地でたき火体験を行いました。
予定では、復刻した江戸時代の火打ち金で火起こししてからたき火を始める手はずでしたが・・・これが着かない。
やむなくライターで点火したき火を始め、合間に火打ち金に挑戦してもらいました。
このイベント、2日間で60名ほどの参加者がありましたが、私はもちろん、挑戦者たちもことごとく敗退、”・・・やっぱり難しいですね・・・”の合い言葉で終わり。
最終日午後の最後の最後の参加者、埼玉県からお越しの5人家族の皆さんの内、2人が最初から最後まで挑戦。



ついに種火を作り出しのです。再現すること6回、要領が分かりました。



火起こし名人の称号を贈ります。(投稿:PVワイルド)
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