鹿沢・万座パークボランティアだより

鹿沢・万座パークボランティアより皆様へ自然情報等をお届けします。

月明かりスノーシューイング

2011年02月21日 | 日記
満月の明かりは手持ち撮影十分と目論見ましたが、感覚的な明るさと物理データとしての明るさは
全く別で、見事撮影に失敗しました。
画像をなんとか補正して雰囲気だけ出してみました。



2/18(金)月齢15.4満月(望月)、18:45~19:50 単独、月明かりスノーシューイングを
試みる。
村上山に遮られ、19時過ぎ、月が明るく輝き出す。
朝方までの雨が雪に変わり、無風状態を保ったので、白い雪の木枝と黄色がかった月の光が幻想的な
世界をつくる。
さらに雪原を照らす月明かりはここにづっと止まりたい気分にさせる。

2/19(土) 19:20~21:00 総勢8名、十六夜の月明かりでスノーシューイングを実施する。
月の出前の暗闇、暗さを利用した星空(オリオン、大犬座、雄牛座、双子座、御者座、すばる)、月の出と
その明るさを体感してもらった。
月が昇ったとき、記せずして拍手がおこる。
多分、このような体験はまれであろうと推測する。

ここから、また、次のプログラムに向けた展開が始まる。
月明かり雪上ウオークであれば、もっと身近で、60分以内位で実施したいし、場所や時間も工夫がいる。
ナイトプログラムとしては工夫が必要になる。
月齢や月の出時間との組み合わせも考えねばならない。

ともあれ、ワイルドな世界にお付き合いいただき本当にありがとうございます。
(投稿:PVワイルド)
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春の息吹を感じるスノーシューイング

2011年02月14日 | 日記
佐藤さんの投稿に続きます。
2/11~13と3連続のスノーシューイングでした。
スノーシューイングは冬の象徴ですが、実は、もう、春の息吹を3つ程感じています。
1.日差しが暖かくなった。
2.ツノハシバミの雄花が大きくなってきた。
  4月上旬には、多分、雌花が見られる。
  画像は2010早春のもです。
  
3.ツツピー、ツツピーというさえずりを聞くようになった。
  もちろん、本格的なさえずりには到底及ばず、心許ないさえずりだが・・・

春分まで後1月程、どういうセンサーが働くのか小生には分からないが、春が近いことを告げている。
春の息吹を感じるスノーシューイングでした。(投稿:PVワイルド)
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スノーシュー:鹿沢園地

2011年02月12日 | 日記
2/11~13の日程で、鹿沢パークボランティアのスノーシュー研修を行っています。

2/11は村上山へ
2/12は午前中は休暇村 鹿沢高原さんのスノーシューのお客様と一緒に鹿沢園地へ
午後は玉だれの滝へ

とスノーシュー三昧。

今日は鹿沢園地でのスノーシューの様子を御紹介します。

   

前日から降り続いた雪で、ふかふかの新雪の中を歩くことになりました。
スノーシューを履いていても15~20センチくらいは雪の中に潜ります。

   

あまり風のない状態で、ふわふわのパウダースノーが降ったおかげで
樹の幹には空を向いている面(上面)のみ雪が張り付いていました。

   

歩いていると、前方の樹の枝に熊棚のようなものがついています。
でも熊棚と違ってなんだかちょっと丸っぽい!?

   

近づいてよ~く見てみると、枝についているものの正体はヤドリギ。

   

黄色い実も雪に覆われています。

   

川に点在する石の上には、ふんわりと雪が積もっていました。
都心では絶対に見れない景色に癒されます。

   

凍った水しぶきが、とても芸術的でした。

ゲレンデスキーもよいですが、のんびり自然散策しながらのスノーシューも楽しいですよ。
皆様もぜひ、鹿沢でスノーシューをしませんか?
休暇村 鹿沢高原さんでは、スノーシューのレンタルを行っています。
今回ご紹介した鹿沢園地散策を始め、たまだれの滝や村上山に行く雪上ハイクツアーもあります。

  休暇村 鹿沢高原さんについてはコチラをご覧ください。


                               PV佐藤






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冬の楽しみスノーシューイング

2011年02月01日 | 日記


2/6と20のスノーシューイングイベントの下見を兼ねて桟敷山北麓を歩くことにする。
まずは園地ファイヤーサークルから出発する。



湯尻川沿いの遊歩道はだれも歩く者無く一歩一歩踏み固めながら歩く。やや体力使う。



カモシカも楽々とは歩いていない。



ノウサギはいつもと変わらぬ軽快走行か?



1時間ほどで玉だれの滝に到着する。
ここ1月ほどずっと寒かったにもかかわらず滝から水が落ちていてややびっくりする。
この寒さでは滝は完全凍結と思っていたのだから・・・・。



まーそれでも十分に寒い。少量の水の落ちているところはご覧の通り。

旧いこいの広場からさらに桟敷山山麓に入って行く。



ありました、クマ棚。完璧なまでに枝を折られています。
園地ではドングリが超豊作だったのですが、ほんの少し離れた桟敷山北麓は不作だった様子です。
実をたくさん付けたこのミズナラの木は徹底して食べ尽くされたようです。
昨秋、園地設計の建築家H先生がNHKラジオ「森と建築家の良い関係」に出演したのをきっかけに
このシリーズを全部聞いたしNHKのホームページにもあたりました。
その中で、ドングリを何故一斉に成らせるのかという話の中で「・・・捕食者が食べきれないほど実を付けることで
生き残りを図っている・・・」という考えがあるという話がありました。
・・・なるほど食べ切れないほどあれば全てのミズナラの木が完璧に食べ尽くされることは無い。
ミズナラもまた何らかの情報伝達物質をもっているのかな?
集団ということに関しては、カラ類の混群、魚の群れなどではリスク回避が実証されている。
集団の力とはそういうことなのか?
・・・興味は尽きないが寒くならないうちに帰着せねば自身がリスクを負う。



水源の森を抜ける。冬でも変わらず水を湧き出させている。
最早、キツネやカモシカ、ノウサギなどの足跡以外何もない。
カモシカの角とぎ跡や木の皮を食べた跡が多数、多分、人の入らないここは安心して食事の出来る所なのかな?
クマの食料も秋に十分確保出来たとは言えず、多分、今時分、出産するであろうクマの赤ちゃんの泣き声も
期待薄と思える。



カラマツの植林林を抜け正味走行2時間ほどのスノーシューイングを終える。
笹におおわれこの時期しか入れない森にスノーシューを使って入り森や動物の世界を垣間見る。
スノーシューイングの楽しみの一つです。
なお、このコース、ガイドなしでは走行不可能ですので念の為。
(投稿:PVワイルド)
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