鹿沢・万座パークボランティアだより

鹿沢・万座パークボランティアより皆様へ自然情報等をお届けします。

梅雨の合間の篭ノ登山(鹿沢周辺情報4)

2019年06月26日 | その他
 6月26日、梅雨の合間に篭ノ登山に登ってきました。梅雨時にしてはたいへんよく晴れ渡り、浅間山系の山々ばかりでなく遠く北アルプスの槍・穂高連峰まで見渡せました。東篭ノ登山は標高2228mこの付近の最高峰です。6月にはツガザクラやキバナノコマノツメなどの高山植物の花が観察できます。(投稿:ワイルド馴鹿)


東篭ノ登山の山頂から西篭ノ登山・湯ノ丸山・烏帽子岳方面を望む、遠には北アルプスの槍・穂高連峰が見える。


東篭ノ登山から池の平方面を望む


東篭ノ登山から水ノ塔山・車坂峠・黒斑山・浅間山方面を望む


池の平湿原駐車場、駐車料金は普通車500円です。


池の平湿原駐車場のトイレと管理小屋


登山道沿いのシロバナノヘビイチゴの花


ゴゼンタチバン


ミツバオウレン


ツマトリソウ


ツガザクラの花


ツガザクラは花が終ると蒴果が上を向く。


イワカガミの群落


高山には黄色いスミレが多い、「キバナノコマノツメ」は北半球の寒地に広く分布する普遍種。


ハリブキ


花が終わりそうなアズマシャクナゲ(左)とまだ蕾のハクサンシャクナゲ(右)


葉の裏を比較、池の平にはハクサンシャクナゲ(右)が多いが、篭ノ登山にはアズマシャクナゲ(左)も多い。

(投稿:ワイルド馴鹿)
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本能的に忌避?

2019年06月23日 | その他
6/20、牛の放牧された湯の丸。
しばし、観察していたら、幼い黒毛和牛は何やら、レンゲツツジを食べそうな気配。


臭いを嗅いでいるようだったが、食べずに立ち去った。
本能的に忌避するものがあるのかな?
レンゲツツジ群落を作った要因を垣間見せる瞬間だった。
(投稿:ワイルド三太)
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牛の放牧始まる

2019年06月21日 | その他
レンゲツツジが咲き、牛が放牧された湯の丸、賑わいの日々が続く。


草原には

ウマノアシガタ


アズマギク


オオヤマフスマ

木陰には

ベニバナイチヤクソウ

年間でもっとも賑やかなときを迎えている。
(投稿:ワイルド三太)
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夏至間近ヤマボウシ咲く

2019年06月20日 | その他
明後日6/22は夏至、天文・生活・トレッキングガイド・花や樹木などに
とって大きな意味を持つ。
なかんずく、各種イベントを行う者には、安全管理上、とりわけ、
大きな転換点になる。
ヤマボウシ咲く。


(投稿:ワイルド三太)
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映画「記憶~雲上のまち小串鉱山~」

2019年06月19日 | その他
以前、インフォメ2fで自主企画展示、小串鉱山を行った。
そのときトークショーでお越しいただいた原山忠賢ほか関係者の出演で、
映画「記憶~雲上のまち小串鉱山~」が完成し、DVDが先行販売される。


監督:道下直樹
制作:スタジオまりりん
http://www.studiomaririn.qcweb.jp/ogushi.html

取り急ぎ紹介します。
(投稿:ワイルド三太)

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浅間山熔岩樹型(鹿沢周辺情報3)

2019年06月14日 | その他
 つまごいパノラマライン南ルート(農道)から浅間山に向かって広いキャベツ畑の中を南に進むと、別荘地に入ります。さらに、「浅間山熔岩樹型」の指示に従って進むと「国指定特別天然記念物浅間山熔岩樹型」があります。富士山麓などにもある「熔岩樹型」は火山噴火に伴う火砕流が森林に流入・堆積し樹木の跡が縦穴として残ったものです。ここの「熔岩樹型」は天明3年(1783年)の浅間山噴火に伴う吾妻火砕流によって形成されました。(投稿:ワイルド馴鹿)


浅間山熔岩樹型説明版


浅間山熔岩樹型の景観


熔岩樹型24番


溶岩熔型27番


熔岩樹型33番


熔岩樹型60番


溶岩樹型1番


国指定特別天然記念物浅間山熔岩樹型

(投稿:ワイルド馴鹿)
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ユキワリソウ

2019年06月12日 | その他
心が和む花、ユキワリソウ。




本日6/12、一年ぶりに再会、サクラソウより小さく、うすくピンクがかった紫の色も自分の好きな色だ。
(投稿:ワイルド三太)
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湯の丸の花々6/5

2019年06月06日 | その他
小さな目立たぬ花々、静かに咲く。
ミツバオウレン


マイヅルソウ


ベニバナイチヤクソウ


ツバメオモト


チゴユリ


ズミ


シロバナヘビイチゴ


イワカガミ


シカの糞が目に付く、食痕も。
ひそかな生態バランスの変化、今、静かに・確実に進行中のようだ。
(投稿:ワイルド三太)
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咲き始めた湯の丸レンゲツツジ

2019年06月05日 | その他
コンコン平はまだだと思うが、麓は咲き始めた。


目立たないが開花したものもある。


湯の丸の賑わう季節が間もなくやって来る。
(投稿:ワイルド三太)
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朝のお散歩会と鹿沢園地

2019年06月03日 | 活動報告
 鹿沢園地では毎朝、「朝のお散歩会」が開催され、鹿沢インフォーメイションセンターの職員が鹿沢園地の自然を解説しています。この日はパークボランティアも同行して、園地に多いシラカバとダケカンバ、外来種のハルザキヤマガラシ、春の小さな花々などを観察しました。 また、いまの鹿沢園地ではエゾハルゼミの羽化が盛んです。木の幹などにたくさんのセミの抜け殻が見られます。(投稿:ワイルド馴鹿)


朝のお散歩会


インフォーメイションセンターの職員が鹿沢園地の自然を解説


園地のシラカバとダケカンバの違いを解説


シラカバの葉、葉脈が7本。


ダケカンバの葉、葉脈が11本。「シラカバ-ダケカンバ」=”7-Eleven”と覚える。


マイズルソウ


チゴユリ


園地内ではレンゲツツジも咲きだしました。


ズミの花が満開


いま、鹿沢園地ではエゾハルゼミの羽化が盛んです。


エゾハルゼミの抜け殻

(投稿:ワイルド馴鹿)
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6月の植物相調査を実施しました

2019年06月02日 | 活動報告
 2019年6月2日、鹿沢園地で植物相調査を実施しました。ひと月前の5月6日の調査時と比べると鹿沢園地はすっかり緑になりました。枯れ草ばかりだった野草園も今回はシダ類などの緑がいっぱいになっています。ミズナラ・カラマツなどの森の木々も新緑です。カエデ類は花が終わり実を付けてきました。(投稿:ワイルド馴鹿)


新緑の野草園


「植物相調査」の調査中


ヒロハコンロンソウ


ウリハダカエデ雄木(右)と雌木(左)。ウリハダカエデは雌雄異株。カエデ属は雌雄異株の種も多く性表現は複雑です。


ウリハダカエデの雌花が実になってきた。


ウリハダカエデの雄花


新緑のキャンプ場


レンゲツツジ


チョウセンゴミシの花。秋には赤い実を付ける。


ヤチカワズスゲ


ミヤマニガイチゴ


オオツリバナ

(投稿:ワイルド馴鹿)

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