鹿沢・万座パークボランティアだより

鹿沢・万座パークボランティアより皆様へ自然情報等をお届けします。

秋分の頃【二十四節季】

2011年09月23日 | 日記
押忍!
雲のダンナ@須磨・神戸です。

台風12号が過ぎてシルバーウイーク後半の3連休初日は最高の行楽日和に
なりましたね。
朝起きてもひんやりして湿気もほとんどなく気持ちもシャキッとしました。

後半3連休初日の今日は彼岸の中日で二十四節季の秋分になります。
『秋分』はご存知のようにこの日は春分の日と同じように昼と夜の時間が同じ
になり太陽も真東から昇り、真西に沈みそして翌日からは昼の時間が短くな
って夜の方が長くなっていきます。

秋分3日前の20日を彼岸の入りと言い、3日後26日を彼岸の明けと言いこの間
を彼岸と言います。
そして秋分はその中間にあたるため彼岸の中日と呼ばれています。
お彼岸とは元々仏教用語で煩悩に満ちた世界から解脱した悟りの世界を指し、
これは簡単に言えば亡くなった先祖達の霊が住む世界のことです。
その祖先の霊を供養するために家族は揃ってお彼岸になるとお墓参りへ行く
のです。

暑さ寒さも彼岸までと言う言葉がぴったりのように昨日は北の大地大雪山で初
雪を観測し、今朝は本州中部の山間部の嬬恋村では気温5度まで下がったよう
でストーブ、こたつをあわてて用意したようです。

来週はまたまた気温が上がり一部真夏日を記録しそうですがこれから本格的に
確実に秋の気配が訪れてくるでしょう。

【この頃によく歌われる唄】

「ちいさい秋みつけた」

サトウハチロー作詞・中田喜直作曲

誰かさんが 誰かさんが 誰かさんが みつけた
ちいさい秋 ちいさい秋 ちいさい秋 みつけた
めかくし鬼さん 手のなる方へすましたお耳に
かすかにしみた よんでる口笛 もずの声
ちいさい秋 ちいさい秋 ちいさい秋 みつけた

誰かさんが 誰かさんが 誰かさんが みつけた
ちいさい秋 ちいさい秋 ちいさい秋 みつけた
お部屋は北向き くもりのガラスうつろな目の色
とかしたミルク わずかなすきから 秋の風
ちいさい秋 ちいさい秋 ちいさい秋 みつけた

誰かさんが 誰かさんが 誰かさんが みつけた
ちいさい秋 ちいさい秋 ちいさい秋 みつけた
むかしの むかしの 風見の鳥のぼやけたとさかに 
はぜの葉ひとつ はぜの葉あかくて 入日色
ちいさい秋 ちいさい秋 ちいさい秋 みつけた

では、では。


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中秋の名月

2011年09月12日 | 日記
押忍 !!
雲のダンナ@須磨・神戸です。

今日9月12日で旧暦の8月15日で中秋の名月にあたります。
空を見上げると闇の中に煌々と明るく輝く十五夜の満月が輝いていますが
鹿沢の空は日中は晴れていたものの夕方からは小雨から曇り空になって
いるようで今日の名月は眺められないかもしれませんね。。

この十五夜のイベントは中国で始まり、平安時代に日本に伝わって宮廷の
月見での席では、高貴な方々が月に関しての詩や歌を作って、雅楽を奏で
ていたそうです。
下って江戸時代に入ると月見の慣習が一般庶民にまで広がって江戸では
隅田川の 河口近くや深川、品川、高輪、駿河台あたりが月見名所として知
られました。

お供えする月見団子は地方によって形や色がいろいろ変っており、一般的
な形のものは東京を中心としており大阪では団子を長くしてまわりに餡子を
巻いて団子を月に見立て、餡子を雲に見立てています。

今夜の十五夜をどうして中秋の名月というかというと季節敵には旧暦では
7~9月が秋になっており8月は秋の中にあたっているので中秋と呼びます。

今週はまだまだ残暑が厳しいようですが今夜はのんびり酒でも飲みながら
空を見上げて、中秋の名月をじっくりと眺めながら鹿沢園地や森の涼しさを
イメージしてみるのもいいかもしれませんね?

     【平成23年の中秋の名月】           【中秋の名月イラスト】
 

では、では。

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白露の頃【二十四節季】

2011年09月08日 | 日記
押忍!
雲のダンナ@須磨・神戸です。

夏休みも終わり一週間、鹿沢ではそれまでのにぎやかさもなく
なり今は元の静かな高原の雰囲気になってきたことでしょうね。

台風12号が各地に大きな被害をだして過ぎ去り四日。
日中はまだまだ気温が高く暑い日々が続いていますが35度を
超えるような猛暑日はなくなり朝晩にはほっと一息つけるよう
になりました。
日中でも陰に入ると吹く風が涼しく感じられ、外に出ていても
気持ちがよくなります。

そんな今日9月8日から二十四節季の【白露】になります。
白露は早朝に大気の温度が少し下がって草や木の葉先にコ
ロコトとした玉のような美しい露のことでこの頃からを見ること
が出来るようになります。

このように秋の感覚が出始める時期ですが実際には夏の疲
れもあり食欲の秋ろ中々なりそうにありません。
しかし山々では木の実が熟れはじめていて動物たちの食欲は
旺盛になり冬の準備をしている頃です。

野外で注意をしなければいけないのがスズメバチです。
大スズメバチ、小型スズメバチ、黄色、茶色などなど種類が
いますがこの時期は女王蜂の産卵時期になっていて女王を
守るために非常に攻撃的になっています。
昔は山に入らなければ遭遇しなかったのですが十数年前か
らは街中でもよく巣を作っていることが多いので注意が必要
です。
スズメバチによる被害は熊の被害よりも多いようです。


【この頃によく歌われる唄】

「とんぼのめがね」
額賀誠志作詞・平井康三郎作曲

とんぼの めがねは
水いろ めがね
青いおそらを
とんだから とんだから

とんぼの めがねは
ぴか ぴか めがね
おてんとさまを
みてたから みてたから

とんぼの めがねは
赤いろ めがね
夕焼雲(ゆうやけぐも)を
とんだから とんだから

では、では。

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