鹿沢・万座パークボランティアだより

鹿沢・万座パークボランティアより皆様へ自然情報等をお届けします。

処暑の頃【二十四節季】

2016年08月23日 | イベント案内
押忍!
雲のダンナ@須磨・神戸です。

鹿沢万座PVの皆さん夏休みもあと10日を切りましたが
お元気でしょうか。

関東、東北では時として猛烈な雨に見舞われたり台風接近で
雨模様の日も続いているようですね。
当地では今夏は猛暑猛暑の連続でもうんざりという毎日が
続いています。
地上の庭木も水不足で葉の色が変わりつつあるようです。

しかしようやく先週あたりからうるさいクマゼミも鳴くのを
止め、ツクツクボウシの合唱が本格的に始まりました。
夜は縁の下ではコウロギが鳴き始めたようです。

そんな陽気の今日からは処暑にあたります。
二十四節季の処暑はあの猛暑が厳しかった暑さもようやく一段
落しやっと一息をつくという意味で萩の花が咲きはじめ、日中は
まだ残暑が厳しいものの朝夕はそろそろ心地よい涼風が吹き
始めます。

町に出ると道路沿いにはサルスベリの花がまだまだ元気で咲き
揃い、ムクゲ、フヨウも勢いよく花を咲かせています。

このように暦の上では立秋から半月、暑さも一息となる頃ですが
実際には中々そうはすんなりとはいかずまだまだ残暑が厳しい
時期になります。
特に今年は当地でも熱帯夜の連続でクーラー、扇風機がフル稼働
しています。
早く涼しい風が吹き出しほっと一息つけるようになりたいですね。

日の長さも毎日毎日確実に短くなってきていて当地の日の出は
5時25分、日の入り18時38分になっているので今日は家の周囲の
街灯の点灯消灯時間の設定を変更しました。

この厳しい暑さにさらされた体は相当へばっている筈ですので
無理をせずわが身はわが身で自愛しなくてはなりません。
秋の行楽を前にしてダウンして動けなくなると惨めですよ

【この頃によく歌われる唄】

    「赤とんぼ」

三木露風作詞・山田耕筰作曲

夕焼小焼の、赤とんぼ
負われて見たのは、いつの日か

山の畑の、桑の実を
小籠に摘んだは、まぼろしか

十五で姐やは、嫁に行き
お里のたよりも、絶えはてた

夕焼小焼の、赤とんぼ
とまっているよ、竿の先

では、では。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鹿沢園地の「食う虫」と「食われる虫」

2016年08月10日 | イベント実施報告
8月8日に「自然体験ワークショップ」の下見で鹿沢園地を歩きました。野生動物のフィールドサインを求めて歩いたのですが、虫の姿が目に留まり写真を撮りました。「食う虫」と「食われる虫」の姿です。

獰猛な「カメムシ」に体液を吸われる「芋虫」。 テニスコート近くにて

恐ろし気な「大きな虫」が「小さな虫」を捕まえたように見えます。 「カエデの小径」にて

「小さな虫」が「大きな虫」に取ついています(ザトウグモの足に取ついた小さなダニ)。 「清流の小径」にて

さて本来の目的であった野生動物のフィールドサインは

石原PVさんが教えてくれた、ボランティア棟の雨戸と窓の間にあった「ヤマネの巣」。

湧水川水源の「熊棚」  ミズナラの葉が茂っている夏は見つけにくい。

このほか、「エビフライ」、「シカの足跡と食痕」、「ヒミズの穴」、「テン糞」などを見つけました。今回(8月9日)の「自然体験ワークショップ・鹿沢の野生動物」で馴鹿は案内人を務めたので、行事の様子は写真の撮影ができませんでした。参加の皆さんには野生動物のフィールドサイン探しを楽しんでいただきました。お手伝いして下さった皆さん、ありがとうございました。

(投稿:ワイルド馴鹿)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

立秋の頃【二十四節季】

2016年08月07日 | イベント案内
押忍!
雲のダンナ@須磨・神戸です。

鹿沢万座PVの皆さんお元気ですか。
北海道でも真夏日を記録している毎日が続いていますが
鹿沢でも気温は相当高くなっていることでしょうね。

今年の西日本では予報よりも早く梅雨明けがありましたが
空けた途端、気温上昇が始まり連日真夏日が続出。
先週には関東甲信越、南東北、北東北ともに梅雨は明けた
模様になりましたがそれ以降は真夏日どころかもう猛暑日の
連続で熱帯夜も続いており早々に夏ばて気味になっています。

熱中症で救急搬送される人も毎日数百人を超えているようです。
適度なクーラーの使用、水分補給などといっていますが適度な
クーラーじゃとても追いつかずガンガンクーラーを入れないと
死んでしまいそうな陽気です。

そんな千年に一度というような暑さが本格的になった今日からは
暦の上で「立秋」になります。
こんな猛暑日に立秋かよといわれそうですが一応、暦の上での
話ゆえご辛抱を。
今日からは秋になりますので挨拶は"暑中御見舞い"から"残暑
御見舞い"に変わります

只、雲のダンナの自宅は裏がすぐに山が迫っているためか夕方
にはそれなりに涼しい風も吹いてクーラーも利かしていますが
汗だらだらというほどではありません。
先月下旬頃からうろこ雲がみられるようになりお盆過ぎからは
急に秋めいてこないかなぁと淡い期待もしています。

数日前からはアカトンボの飛ぶ姿も見るようになってきました。


平安時代初期の歌人、藤原敏行も古今和歌集に

「秋来ぬと目にはさやかに見えねども
 風の音にぞ おどろかれぬる」

と詠んでいて中々秋を実感することが出来ない毎日ですが周囲に
すこし気をつければ「おやっ?」と秋の気配を感じることが出来
るかも知れませんし、早くそのようになってほしいですね。

【この頃によく歌われる唄】

「山の歌」
久保田宵二作詞・長谷川良夫作曲

とぶよ とぶよ 白雲
そよぐ そよぐ 木々の葉
山の朝だ 夜明けだ
峰をさして さぁ のぼれ

鳴くよ 鳴くよ こま鳥
吹くよ 吹くよ そよ風
山の朝だ 夜明けだ
峰をさして さぁ のぼれ

では、では。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サマーウィーク、始まります♪

2016年08月01日 | イベント案内
こんにちは。
佐藤@万座・鹿沢パークボランティアです。

今日から8月、いよいよ夏休み真っ盛りに
なってきます♪

鹿沢インフォメーションセンターでは、
8月5日より鹿沢園地サマーウィークが始まります♪

今年は8月11日に「山の日」が制定されるのに
あわせて、特別プログラムも用意しています。

詳しくは下記リンク先の鹿沢インフォメーション
センターのホームページを参照くださいませ。

鹿沢パークボランティアもお手伝いをさせて
いただきます♪

http://www.kazawa.jp/field-note/event/263-2016-07-19-05-43-27

鹿沢の標高は1400メートルほど。
都会に比べて、理論上は10℃ほど涼しいはず…!
(標高が100メートル上がるごとに、
気温は0.6℃下がるので)

暑い都会を抜け出して、鹿沢の大自然へ
避暑に来てくださいね♪
お待ちしております!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする