鹿沢・万座パークボランティアだより

鹿沢・万座パークボランティアより皆様へ自然情報等をお届けします。

小満の頃【二十四節季】

2018年05月21日 | その他
押忍!!
雲のダンナ@須磨・神戸です。

鹿沢万座PVの皆さんおげんきですか。
鹿沢園地内もいろいろな花が咲き始めにぎやかな様相になって
きたようでレンゲツツジも蕾んで来ているようですね。

五月は気温上昇、気温低下が各地で続き体調管理が難しい
ようです。
確かに真夏日を超える日が数日続いたかと思えば4月下旬の
気温になったりと厚手の衣服をなかなか箪笥にしまうことも
出来ないようです。

長期予報では今夏は酷暑ということでこの暑い日はその前哨
ということになっているのかもしれませんね。
苦手の雲のダンナにとってはう~んっと・・・・・。

そんな今日からは二十四節季の【小満】の頃を迎えます。

小満の頃は草や樹木などの生物が強い日の光をあびて
大きく成長して生い茂り、周辺が生気に満ち満ちた様を
言い陽気も本格的に良くなるという時期です。
また小満の意味は前年の秋に播いた麦の穂が付く頃で
それを見てほっと少し満足するという意味のようです。

日本では麦は大半を輸入に頼っていますが以前は麦は
生活の糧として大きな意味を持っていて麦が生育すると
いうことは今後の生活に影響を与えます。
ですから麦の穂が付くということはやれやれ一安心という
気持ちになったようです。
小満の意味は去年の秋に播いた麦の穂がつく頃でそれを
見ながら人々はほっと安心満足するいう意味のようです。
日本では麦は今でこそ大半を輸入に頼っていますが以前
は麦は生活の糧として米と同様に大きな意味がありました。
麦が生育するということはこれからの生活に大きな影響を
与えるので麦の穂が付くということはやれやれ一安心と
いう気持ちになったようです。

自然界ではこの時期は樹木や草花などの植物達が強い日
の光を浴びて大きく成長して生い茂り、周辺が生気に満
ち満ちた様子で陽気も本格的に良くなるという時期です。
          
               
【この頃によく歌われる唄】

「靴が鳴る」
清水かつら作詞・ 弘田龍太郎作曲

お手つないで 野道を行けば
みんな可愛い 小鳥になって
歌をうたえば 靴が鳴る
晴れたみ空に 靴が鳴る

花をつんでは お頭にさせば
みんな可愛い うさぎになって
跳ねて踊れば 靴が鳴る
晴れたみ空に 靴が鳴る

では、では。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鹿沢園地で植物相の調査を実施しました

2018年05月06日 | イベント実施報告
5月6日は連休の最終日、朝のお散歩会にはたくさんの方が参加していました。鹿沢園地の植物相調査を一週間前の4月29日に開始しましたが、今日は第2回目の調査を実施しました。この一週間でカラマツの新緑が濃くなり、シラカバなども開葉しました。29日はオオツリバナ・ツリバナの緑ばかりが目立ちましたが、今日はシラカバの緑も目立ちます。カエデ類も花を咲かせ、それぞれの種類で特徴ある花が観察できます。ミズナラ林で見つけたヒゲネワチガイソウが小さな花を付けていました、この時期でないと見過ごしてしまう植物です。ミズナラの芽も大きく膨らんで、これから春の息吹が加速してゆきます。


野草園と村上山・カラマツの新録が濃くなりました


連休の最終日、キャンプ場も静かになりました


朝のお散歩会にはたくさんの方が参加していました


春の園地で最初に葉を広げるオオツリバナ、ツリバナより少し葉が大きく緑が濃い


ヤマナラシもこの一週間で新葉をひろげました


「かえでの小径」のあちこちでカエデの花が咲いています


ハウチワカエデの赤い花


ウリハダカエデは大きく芽を膨らませ一気に花が出てきます


アサノハカエデは発芽が早くもうすっかり葉が展開しています


植物相調査では注意深く植物を探し確認しています


スミレの調査、これは毛の多い種類


スミレの調査、これには毛がありません


ヤマドリゼンマイの胞子葉が栄養葉に先立って伸びてきました


バッコヤナギの実


ミズナラ林の中で見つけたヒゲネワチガイソウです


ヒゲネワチガイソウの花


カンスゲの葉は硬く手で触るとザラザラする

(投稿:ワイルド馴鹿)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

立夏の頃【二十四節季】

2018年05月05日 | その他
押忍!!
雲のダンナ@須磨・神戸です。

鹿沢万座PVの皆さん、お元気ですか。
今年のゴールデンウィークもあと一日だけになりました。
皆さんはどちらかへお出かけになり楽しまれましたか?
今回のGWは前半と後半に分かれ当地では前半は気温高め、後半は
平年並みの気温でそれほどの雨にもならず落ち着いたGWでした。
明日の夕方以降少々荒れ模様のお天気になるようですねので来週
からの仕事に備え休養するのも方法ですね。

そして今日から二十四節季の立夏になり立秋の前日までが暦の上では
夏となり野山では萌えいずるような緑に彩られ日々暑さも感じる
ようになり少しづつ夏の気配が感じられるようになります。

立春から数えて88日目の八十八夜(5月2日)も終わり”八十八夜の
別れ霜”と言われるようにこの頃は霜の終わりの目安となり農業に
たずさわる人々にとってはとても重要な季節とされます。
山へ入っていくとこの若葉の薄緑色のところと針葉樹の濃い色の
ところとのグラデーションが目立ちます。

この時期になると山里では蛙が鳴き始め、青葉、若葉が太陽の
光にキラキラと輝くようになり春とはまた違ったウキウキ感が
あり気温も上がり気分の上々になりがちですが朝晩は気温の
低い時もあり体調には気をつけた生活をしなければ体調不良
などに陥りやすくなるますので要注意ですね。

今年は季節が進むのが早いようで先月からあちこちで田植えの
準備や下旬には田植えを行っていましたが普通の季節に戻るのは
いつ頃になるのでしょうか。
   
  【この頃によく歌われる唄】

「背(せい)くらべ」
海野厚作詞・中山晋平作曲

柱のきずは おととしの五月五日の背くらべ
粽食べたべ 兄さんが計ってくれた背の丈 
昨日比べりゃ何のことやっと羽織の紐のたけ

柱にもたれりゃ すぐ見える遠いお山も背くらべ
雲の上まで 顔だしててんでに背伸していても
雪の帽子を脱いでさえ一はやっぱり富士の山

では、では。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする