泥団子
泥団子づくりが消えていく幼稚園や保育園があると聞きました。
かやのみ保育園、幼稚園では盛んに泥団子づくりが行われているので、「うそ~」「どうして」と
驚いてしまいました。 かやのみでは、年長児から年中児、年少児に伝承されていくことが当たり前の光景ですが、
泥団子づくりが伝承されず、園庭あそびの中から消えてしまっている園があるということです。
かやのみの親戚が営む保育園が尾道市御調町にあります。 そこでもここ何年か作られていないようです。
園庭の土に少しずつ水を足しながら、泥団子の土台を作っていきます。
何度も何度もさら粉をかけ、磨き固くツルツルの団子に仕上げていきます。
磨くものによっては、ピカピカになってきます。
先輩や先生に土台を手伝ってもらい大きな団子を作り始めていきます。
まだ、見習いですが先輩からもらった大きな団子に魅力を感じています。
先輩からさら粉を分けてもらうために、後をついて歩き回ります。
つばめさん こっちだよ!
毎年、保育園の玄関につばめが巣作りにやってきます。
藁などを運んできて上手に巣を作り直していく。 そして、卵を産む準備をしていることを
子どもたちは期待し、大切に思っています。
0歳児の保育室のテラスにもあそびにやってきます。
じ~っと見つめ、かわいい声をあげてつばめを呼びます。
小さな命との出会いを大切に、優しい心を育んでいきたいと思っています。
一年半前、思い出します。
自宅前に保育所があるにも関わらず、なんでかやのみ保育園まで通ってるのか。
全部は、わかりませんが、そういう昔のまま?そんな、小さくて大きなかちがある、こどもの視点にいつも目を向けていてくれる先生がたがいる事なんですよね。
改めて、かやのみ保育園が大好きです。
どこの保育園を選ぶのかは保護者の方ですが、そこで毎日の生活を営んでいくのは子どもです。
保育園は、子どもにとって居心地が良く幸せな空間でなくいてはなりません。
そして、そこに子どもたちの成長をより豊かになるようサポートする大人(職員)がいることです。
目に見えるものばかりに目を向けるのではなく、目に見えないものに気づき、大切にしていきたいですね!
「かやのみ保育園が大好き」の言葉が、私たち職員には何よりの励みとなる言葉です。 ありがとう!