探究心の塊
雨が降ったりやんだりの毎日ですが、晴れ間を見ては子どもたちは外あそびを楽しんでいます。
小学校5年生になった卒園生が1ヶ月に何度が遊びに来ます。
虫取り網を持って一緒に虫取りをしたり、年長児の女の子たちといろんなあそびに付き合ってくれます。
ひとりの男の子が牛乳パックに水を汲んできました。 テーブルに手型をつけてみました。
日差しが強かったので、すぐに乾いて消えてしまうのです。
今度はもう少したくさん水をつけてみました。 隣で一つ年上の女の子が興味津々で観ています。
やっぱり消えてしまうので、今度は水を流してみることにしたみたいです。
そうしていると、周りで観ていた子たちが駆け寄り一緒になってあそび始めました。
これだけ流したら乾かないだろうと思ったのでしょうね。
あれあれ?水遊びを始めちゃうのか?と思って、「いたずらしようと考えてる?」と尋ねると、
「ううん、ダンゴ虫探してるんよ」と言って一生懸命探していました。
白い木蓮の大きな葉っぱでお面を作ってみました。 「ぼくはだれでしょう?」
「お姉ちゃんたちからもらったお菓子の入れ物に砂を入れて、いい音がなるよ」と言って振って見せてくれました。
お姉ちゃんやお兄ちゃんがあそんでいるのが羨ましくて保育室の窓からのぞいています。
「僕たちも大きくなったらいっぱいあそぶぞ~!」
探究心いっぱいで遊ぶ子どもたちは、いきいきしています。
大粒の汗を流しながら一生懸命遊びます。
お迎えに来られたお母さんが、「水遊びのあとですか?」「ひとっ風呂浴びましたか?」と聞かれるぐらい汗びっしょりで遊びます。
担任は、「もうそろそろお部屋に入ろう」「たくさんお茶飲んで」と声をかけながら子どもたちにタオル掛けを運びます。
保育室に入ってからも子どもたちのあそびは続きます。 ままごとを始めたり、パズルを始めたり・・・ あそびは尽きないようです。
「自分で研究し、実験し、過程を楽しみ、結果を知る」 素晴らしい力です。
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