降誕会(ごうたんえ)
5月21日は、浄土真宗宗祖親鸞聖人のお誕生をお祝いする降誕会です。
少し早いですが、今日はかしわ餅を作ってみんなでお祝いしました。
年長児は、5人ぐらいのグループに分かれ、自分たちで上新粉に少しずつ水を差して固さを調整していきました。
ある程度の塊になったらどうやったら均等に分けられるかを考え、分けたら丸めていきます。
サラサラの状態から少しずつ水を加えるのですが、その途中に子どもたちの可愛い会話が聞かれます。
「雪みたい」。少し固まってくると「オラフみたいになってきた」「オラフから餅子じゃ」など変化していく
状態を楽しんでいました。
少し平べったくして中にあんこを入れて丸めます。 最後に葉っぱのお布団で包んで蒸し器へ入れます。
あんこと餅が混ざり合いマーブリング状態のお餅もありましたが、それも経験です。
年長児は、前日に裏山に生息している「ぼての葉」を採りに行き、蒸すと葉の色が変わるのことを知りました。
お餅が蒸せるまで、本堂にお参りして手を合わせ親鸞様のお話を聴きました。
子どもたちはお話の中身を全部は憶えていたり理解してはいないかもしれませんが、何となく記憶の中に残っていくはずです。
繰り返し聴くことで、大きくなったとき、どこかでつながってくると思います。
昼食の時間に、かしわ餅を頂きました。
葉っぱがなかなか取れないな~。
大人にすぐに手伝ってもらうのではなくて、子どもが手伝ってほしいと声をかけてくるまで職員は待ちます。
本日のメニューは、かしわ餅・唐揚げ・サラダ・筍のお汁・いちご・お茶でした。
あんこの後に食べたいちごは少し酸っぱくて、「今日のいちごは酸っぱいな~」とぼやいていました。
美味しい顔のおすそ分けです。
かしわ餅の作り方は簡単なので、おうちでも作ってみられてはいかがでしょうか。