算太郎日記

日々の日記を綴ります

朝日歌壇

2016年03月07日 | 日記
今週の朝日歌壇より

☆ きさらぎの夜空を照らす満月は住民0町の富岡照らすや (半杭 螢子)
  
  東日本大震災から5年。まだ住んでいた人々が誰も戻っていない町もあるのです。原発事故のせいで。





☆ 91歳のわたしが支える背の君はまあまあ元気の99歳 (斎藤 美子)
 
  老々介護の典型。「まあまあ元気」がリアル。






☆ 白壁に冬の蛹は静まりて生まれた意味などなんにも言わず。 (辻岡 瑛雄)

  人は時として、生まれた意味や生きる意味を得たがるものです。しかし、大切なのは生きているというそのこと。

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