算太郎日記

日々の日記を綴ります

「カムカムエヴリバディ」

2022年01月25日 | 日記
NHKの朝ドラに最近はまっている。

展開の早さが話題になった「カムカムエヴリバディ」だ。
本当に展開が早くて、気持ちが追いつかないときもあったが、今は次の展開が気になって仕方がない。

幼い頃の心の傷を抱えたまま、懸命に生きようとしている深津絵里演じる「るい」がいい。時々聞こえるコミカルな「るい」の心の声も楽しませてくれる。

最初は、朝ドラの紹介文「昭和から令和の3つの時代を、ラジオ講座と共に生きた~」のラジオ講座の懐かしい響きに惹かれた。中学時代は毎日聞いていた。

最初は、そんなに思い入れは強くなかったが、深津絵里が「るい」を演じるようになって、だんだん思い入れが強まった。今では、毎日帰宅後、その日の録画を見るのが至福の時間になっている。

本を買ってきて欲しい

2022年01月23日 | 日記
昨日入院中の父から電話があった。
父からの電話はドキリとする。
何事かと、着信表示を見ながら、頭の中で考えを巡らす。
「退院はまだか。」と退院の催促かなと思いながら、電話にでる。

聞き慣れた声が電話口から聞こえてきた。元気そうな声である。

用件は、予想は外れ、読みたい本が2冊あるから買ってきて欲しいということだった。
用件を聞いてほっとした。そういうことなら、お安い御用とばかりに私の声も弾む。

読みたい本を聞くと、2冊とも瀬戸内寂聴さんの本だった。私も読んでみたいと思っていた本だった。やはり親子、似ているのかもしれない。

ただ、最近、歎異抄関係の単行本を2冊頼まれて買って持って行ったばかりだったので、それは読んだのかと聞くと、「分厚くて置き場所に困るので、退院してから家でゆっくり読む」とのこと。寂聴さんの本も同じ運命をたどらねばいいけど。

取り寄せDVD  

2022年01月15日 | 日記
先日映画評を読んでいて、気になる作品が2本あったので、レンタル店までDVDを借りに行った。
ところが2本ともそこの店には置いてなかった。

店に備え付けてある端末機で作品検索してみると、取り寄せることができることが分かった。
「そこまでしなくてもいいか。」と一瞬迷ったが、「見てみたい!」という気持ちが勝ってしまった。

取り寄せの手続きを端末機でやり始めると、これが結構めんどくさい。
何度かやり直して、やっと1本の作品の取り寄せ手続きを終えた。
更に、二本目の手続きをやり終えた頃には、ずいぶんと時間がたっていた。

何とか2本のDVDの取り寄せ手続きを完了し、作品が届くのを楽しみにしていた。
2~3日前に作品が届き、早速その夜、鑑賞してみることにした。

最初に観た作品は、「トスカーナの幸せレシピ」というイタリア映画。
自閉症の青年と腕は良いがケンカ早いシェフが、料理のコンクールに一緒に出場することになり、いろいろありながら友情を深めていくという話。
自閉症のことも理解を深めることもでき、良い作品だと思った。
そして、もう一つの作品を昨夜観てみたが、こちらは全然面白くなくて、途中で観るのをやめてしまった。

わざわざ、苦労して取り寄せたというのに。



叔母のアルバム

2022年01月10日 | 日記
実家に帰り、誰も住まなくなった家の中を整理していたら、9年前になくなった叔母のアルバムを見つけた。分厚いアルバムが3冊、無造作に積まれていた。ページをめくると、そこには若い頃の叔母の姿があった。

アルバムの表紙の裏に、几帳面な字で年代が記載されていた。
それから推察すると、叔母が30代前半の写真らしい。

職場の人たちと写っている写真がほとんどだ。時々、歌会の写真が見受けられる。どの写真の叔母もきりっとした感じで、仕事や歌会に熱心に取り組んでいた様子が伝わってくる。

今まで知らなかった一面を垣間見たようで、叔母が大変魅力的に見える。

叔母は家庭を持たなかったので、その類の写真は一枚もない。たまに、私と弟の幼い頃の写真が貼ってあり、場違いのような笑顔を見せている。

叔母は仕事や短歌を通して、叔母の人生を一生懸命に生きたことがこのアルバムから感じられる。もっと話を聞いておけばよかった。叔母が大切にしてきた仕事や短歌について。


父からの電話

2022年01月08日 | 日記
今朝、入院している父から電話があった。
入院した当初は時々電話をかけてきていたが、最近はめったにかけてくることはなかった。

どうしたのかと思って電話に出ると、「退院の日程は決まったのか?」ということを聞きたかったらしい。そのことについては、来週末病院の関係者と退院に向けてのカンファアレンスを予定したばかりだった。

私は、父の退院を手放しで喜べないでいる。
確かに体は元気になったものの、心臓の持病の問題は抱えたままで、自宅では病院のように細かく体調を管理できない。もしものことを考えると不安になる。最近寒くなってきたのも不安に追い打ちをかけている。

しかし、電話口で体調が良いことをしきりにアピールして、早く退院したいという父の気持ちも痛いほどわかる。
どうしたものかと私の心は揺れている。

とにかく今度のカンファアレンスで不安なことを全部担当の先生に聞いてみるしかないかなあ。