朝日歌壇より
☆ 「ひでりん」と夫の名呼びし頃のあり陽に干してまた使うてみるか (松本 知子)
結婚して時間を重ねた夫婦か。結婚した頃のような気持ちを取り戻したいのだろう。下の句の表現が面白い。
☆ 郷愁と悔いの継ぎ目に沁み入るは「池上線」の西島三重子(愛川 弘文)
「池上線」という歌は、多くの人にとって、深い思いと共に記憶される歌なのだと改めて思います。自分にとっての池上 線は何なのだろう。
☆ キスのとき顔をつつみしたなごころひろげれば雪手のひらに雪(長尾 幹也)
思いを込めたキス。下の句にその情感が高まります。年を重ねてもそんなキスがしたいものです。
☆ 「ひでりん」と夫の名呼びし頃のあり陽に干してまた使うてみるか (松本 知子)
結婚して時間を重ねた夫婦か。結婚した頃のような気持ちを取り戻したいのだろう。下の句の表現が面白い。
☆ 郷愁と悔いの継ぎ目に沁み入るは「池上線」の西島三重子(愛川 弘文)
「池上線」という歌は、多くの人にとって、深い思いと共に記憶される歌なのだと改めて思います。自分にとっての池上 線は何なのだろう。
☆ キスのとき顔をつつみしたなごころひろげれば雪手のひらに雪(長尾 幹也)
思いを込めたキス。下の句にその情感が高まります。年を重ねてもそんなキスがしたいものです。