算太郎日記

日々の日記を綴ります

寒風の中の散歩

2023年01月29日 | 日記
一日中家にこもっていたので、体を動かそうと思って散歩に出かけました。

天気は曇っていたのですが、気温はそんなに低くない感じだったので、一瞬の迷いはあったもののいつもより少し薄着にしました。

それが間違いだったのです。

しばらく歩き、海岸沿いに出ると風が強くなり、寒風が体を叩きつけていきます。

急激に体が冷えていくのを感じました。

何とか我慢して30分程歩きました。体が冷え切ってしまい、家に帰って暖房が効いた部屋に入ってもなかなか体が温まりませんでした。

もっと着込んで行くべきでした。

父のメモ

2023年01月28日 | 日記
久しぶりに着るダウンジャケットのポケットに手を入れると、紙らしきものに触れました。取り出してみると、無造作に折りたたまれたメモ用紙でした。

用紙を広げてみると、見慣れた文字が目に飛び込んできました。

そこには、「ほうれん草の白和え・牛乳1000ml・野菜ジュース1000ml・白菜・キャベツ・大根」と父が書いたメモ書きがありました。帰省した時によく買い物を頼まれていたので、その時のものらしいのです。

あの頃、父はどんな思いで一人暮らしをしていたかと思うと、鼻の奥がツンときました。


「散り椿」(葉室麟)

2023年01月25日 | 日記
葉室麟氏の2冊目の本を読了しました。「散り椿」という作品です。時代小説らしいタイトルに惹かれて手にした本です。

藩の政争に翻弄されながら、自分の生き方を必死になって求めた人々の物語です。そこには恋や友情があり、家族への想いがあります。時には想いがすれ違い苦しむ人達に自分の思いを重ね、どんな展開になっていくのか、ハラハラドキドキしながら、一気にページをめくっていきました。

中江有里さんの、解説の結びの次の一文が心に刺さりました。

(小説は)現実に見えない世界を選び抜かれた言葉で掬い取り、読者の前にそっと置く。わたしたちは言葉から反射するものを心で受け取っているのだ。「散り椿」から反射される光は、人が生きていくことの尊さと厳しさを照らし出す。

寒波襲来

2023年01月24日 | 日記
TVの天気予報を映し出す画面には、雪だるまマークが今日・明日とついていました。

その画面を見つめながら、今日の通勤方法をどうするかで悩んでいました。普段はマイカー通勤なのですが、雪対策は何もしていない。吹雪の中を車が走っている様子が画面に映し出されると、「ヤバいなあ」と不安が込み上げてくる。積雪など滅多に見られないこの地方にもかなりの雪が降るらしい。「午後から路面が凍結する恐れがありますので、車でのお出かけは控えた方がいいでしょう。」と気象予報士が強調している。

「車はやめた。電車にしよう。」とやっと踏ん切りをつけました。それから慌てて電車の時刻を調べ、いつもより少しばかり早い時刻に家を出ました。

壊れていく日本の酪農

2023年01月23日 | 日記
NHKのクロ現で酪農家の厳しい現実を取り上げていました。

酪農家が頑張っても頑張っても、外国から輸入している飼料の高騰で赤字になってしまう。丹精込めて育てた子牛も1000円や500円という信じられないような値段で売られていく。

銀行から莫大な金額を借入れをしながら、100名の従業員の生活を何とか確保しようと苦悩する牧場経営の社長。膨らむ赤字に、「自分の代で廃業するのは申し訳ない。」と自分を責める若者。

牛乳の生産を増やせと言われたり、減らせと言われたりと、国の場当たり的な政策に翻弄されてきた酪農家。そんな現実を突きつけらると、見ているのが苦しくなってきます。辛すぎる現実に目を背けたくなります。

司会の桑子真帆氏や大学の専門家が指摘していましたが、外国がやっているように、国が買上げたり必要のない輸入をやめたりしながら、国策として日本の酪農を守って欲しいと思います。これからも安心して牛乳が飲めるように。