算太郎日記

日々の日記を綴ります

「12人の怒れる男たち」

2017年12月10日 | 日記
「12人の怒れる男たち」(俳優座劇場)という芝居を観ました。

映画化もされたこの作品は、裁判劇の最高峰という評価を受けている不朽の名作です。

以前も一度観たことがあるのですが、あまり記憶に残っていません。

劇評を読んで是非観てみたいと思っていました。

期待を裏切ることのない感動的な芝居でした。

父親殺しの容疑をかけられた少年に対する陪審員12人は、11人が有罪、1人が無罪。

少年の犯罪は動かしがたいものに思えたのですが、動かしようのないと思われていた事実が次第に揺るぎ出します。

そのスリリングで緊迫した過程が12人の役者によって見事に演じられます。

幕が下りるまで、蒸し暑い陪審員のいる部屋から一時も目が離せませんでした。・

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