算太郎日記

日々の日記を綴ります

かぐや姫の物語

2014年01月05日 | 日記
昨日に続き映画の話です。

年末に高畑勲監督の「かぐや姫の物語」を観ました。高畑監督の作品は、今まであまりきちんと観たことがありませんでした。

と言うか、「観たい!」という思いに至らなかったのです。同じジブリの宮崎駿監督の作品はどうしても観ておきたいという思いになるのですが・・・・・。今回は、ちょっと違いました。作品のCMを観て、何か気になっていました。

この作品、賛否両論あるみたいですが、観て良かったと思っています。

自然や生き物の描写は素晴らしいです。その描写を観ているだけで感動してしまいます。ただ、あの墨絵のような独特のタッチにした方が良かったかどうかはよく分かりません。

昨夜TVで、高畑監督のこれまでの作品が生まれた背景を訪れる番組をやっていました。その中で、高畑監督の作品には、現実の問題が色濃く反映されていて、徹底して現実の問題を調査したり考えたりしていることが語られていました。

「現実の問題の延長線上に作品があり、作品の延長線上に現実がある。」と監督自身が語っていました。そんな話を聞くと、今までの作品も観てみようかなあという思いに駆られてしまいます。