WBC

　プロ野球の選手会がWBC参加を決定と報道されていましたが，何だか複雑な思いです。

　選手会は既に不参加を決定していました。理由は利益配分等であまりにもアメリカ中心の運営にになっていたからです。不参加の決定は理解でき，アメリカに反省してもらいたいと思っていました。選手会としては参加して欲しいという多くのファンの気持ちも分かるので，「苦渋の決断」と言っていました。

　今回，参加決定の判断を選手会が下したのも，要求していた不公平な利益配分等が改善されたからではありません。「侍ジャパン」のスポンサー権とライセンス権が認められたからということでした。これが日本の野球界にどういった影響があるのかよく分かりませんが・・・・。

　不思議なことに，この問題でNPB（日本野球機構）の動きが見られないということです。WBCの諸々のことでアメリカと交渉するのは，選手会ではなくて，NPBのはずなのですが・・・・・。

　新井選手会長が言っていました。「コミッショナーが役目を果たしていない。」と。同感です。