![Img_6537_2 Img_6537_2](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/10/60127737c0daacd37403e19c6d6b926c.jpg)
東京国立博物館の平成館で「没後400年 特別展 長谷川等伯」が
開催されている。 水墨画の最高峰 「松林図屏風」、金碧障壁画の
至宝「楓図壁貼付」を描き、あの狩野永徳をも脅かした桃山絵画の
巨匠、長谷川等伯の幅広い画業を、ほぼ網羅する70点以上が展示さ
れている。なんといっても「松林図屏風」がいい。極限にまで切り詰めた
筆数と黒一色をもって松林の空間的ひろがりと、そこにただよう湿潤な
大気の流れさえ感じる。お気に入りの作品である。
待ち時間はないが展示場内はかなり混雑していた。本館前の
「カンヒザクラ」が満開でした。