きまぐれ日記

散策での発見や孫の成長などをきまぐれに綴ります

特別展 長谷川等伯

2010-03-09 16:53:54 | アート・文化

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東京国立博物館の平成館で「没後400年 特別展 長谷川等伯」が

開催されている。 水墨画の最高峰 「松林図屏風」、金碧障壁画の

至宝「楓図壁貼付」を描き、あの狩野永徳をも脅かした桃山絵画の

巨匠、長谷川等伯の幅広い画業を、ほぼ網羅する70点以上が展示さ

れている。なんといっても「松林図屏風」がいい。極限にまで切り詰めた

筆数と黒一色をもって松林の空間的ひろがりと、そこにただよう湿潤な

大気の流れさえ感じる。お気に入りの作品である。

待ち時間はないが展示場内はかなり混雑していた。本館前の

「カンヒザクラ」が満開でした。