今回の古都鎌倉史跡めぐりは「粟船の古刹から新緑の六国見山、
岩瀬の郷へ」ということで、JR大船駅集合しバスに乗る。
北条泰時が妻の母の供養のために建立した「粟船御堂」が始まりと
いう常楽寺。仏殿となりに文殊菩薩坐像が安置されている文殊堂があり
手前には北条泰時手植えといわれる大銀杏の老木(ひこばえ)がある。
境内はそれ程広くはないが、建物はとても風情のある佇まいである。
次は多聞院。奥様がきれいに掃除をされて我々を待っててくれました。
山ノ内瓜ケ谷にあった観蓮寺が永享の乱後衰えたものを甘糟氏が、
隣接する熊野神社の別当寺院として移し、名を改めたという。
これより上り坂、「かまくら景観百選」の高野の切通から六国見山へ。
昼食は新緑が美しい散在ガ池公園でとり、園内の「せせらぎの小径」で
北側入口へ向かう、途中、黄色のツリガネソウの群生場所を確認した
夏が楽しみだ。百足のしめ縄の白山神社、首抜け木像の西念寺、住職
が玉縄城の無血開城を進めた大長寺を参拝し解散した。
画像(左):多門院 (中):散在ガ池公園の新緑 (右):白山神社