きまぐれ日記

散策での発見や孫の成長などをきまぐれに綴ります

新春の富士を仰ぐ

2010-01-14 22:00:00 | 史跡めぐり

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今年初の「古都鎌倉史跡めぐり」は新年の招福を願い寺社を参拝し、

鎌倉屈指のビューポイントから霊峰富士を仰ぎ新春を寿ぐコースです。

鎌倉駅からバスで夕陽台公園下車、浄明寺緑地へ向かう。ハイランド

の家々が額縁となり絵画のように見える富士がすばらしい。

パノラマ台へのぼる、約110mの高さですが360度景色が見渡せます。

(画像左)

次は名越切通へ、鎌倉七口の一つで地名は「難越」の転訛したものと

いわれる。まんだら堂跡は閉鎖されている。

須賀神社、地蔵堂(子育地蔵)、子之神社を巡り小坪公民館で昼食。

午後、小坪漁民のための念仏道場として建立された海前寺へ、名の通り

寺の前まで海でおだやかで風光明媚な景勝地(現在は埋め立てられ

逗子マリーナ)。本堂裏の首塚は「住吉城」攻防の合戦で戦士した

武将の墓。正覚寺へ向かう途中、小坪飯島公園からの江ノ島の奥に

富士が見える。(画像中)

住吉城の鎮守である住吉神社から江ノ島や稲村ヶ崎と富士山を仰ぐ。

(画像右)

我が国最古の築港跡として国史跡に指定されている和賀江嶋を見学。

光明寺の宗派は浄土宗。山号は天照山。寺号を蓮華院光明時と称し、

開基は北条経時(つねとき)、開山は法然の孫弟子然阿良忠(ねんあ

りょうちゅう)である。山門は五間三戸二階二重門で県指定重文である。

初めて山門に上がり、富士山と大海原を眺める。

今回は鎌倉、逗子のたくさんの絶景ポイントから新春の富士山を見る

ことができ、史跡めぐりの良いスタートになりました。