きまぐれ日記

散策での発見や孫の成長などをきまぐれに綴ります

仏像入門

2013-12-07 11:00:00 | アート・文化

Img_1967 Img_19691 Img_1971

鎌倉駅から若宮大路を通って鶴岡八幡宮の境内東側の鎌倉国宝館へ

行く。企画展「仏像入門」が開催されている。学芸員が仏像の種類や形、

仏像の材質や作り方といった仏様の見方をひもといてくれました。

仏像の魅力が一段と深まった感じです。


白鳳の微笑みに会いに

2013-11-08 15:12:25 | アート・文化

   Img_9657_2 Img_1807 Img_1805

’’白鳳の貴公子’’に会いに、上野の東京藝術大学大学美術館で

開かれている「国宝 興福寺仏頭展」に行って来ました。

破損仏でありながら異例の国宝指定を受けている「仏頭」は、

微笑んでいるようで威厳がある凛とした表情から「白鳳の貴公子」

と呼ばれている。

伸び伸びと弧を描きながら流れる眉、水平に伸びる下まぶたと、

それをおおうように弧を描く上まぶた、額から直線的に伸びる鼻、

ふっくらとした唇、顎の張ったたくましい面相は、青年のような若々

しさ、すがすがしさを感じさせてくれます。

このほかに、木造十二神将立像、板彫十二神将像、法相宗関連の

絵画や書籍等の国宝25点が展示されている。

画像 仏頭と美術館横の風景と紅葉


特別展 北条時頼とその時代

2013-10-23 15:00:31 | アート・文化

Img_1762 Img_1768 Img_1769

鎌倉国宝館で「没後750年記念特別展 北条時頼とその時代」展覧会

が開催されています。北条時頼は鎌倉幕府第5代執権として活躍した

鎌倉を代表する武士です。強烈なリーダーシップのもとに政治を主導し、

三浦氏を滅ぼすなど専制を確立しました。

また社寺の保護にも篤く、とくに禅宗に関心を寄せ、中国の高僧・

蘭渓道隆を招いて日本最初の禅宗専門道場・建長寺を創建しました。

建長寺の伝世品を中心に、時頼の生きた時代の歴史資料やゆかりの

名宝が一堂に展示されています。

法然上人絵伝(知恩院)・徒然草絵巻(金沢文庫)・蘭溪道隆墨蹟 法語

規則(建長寺)・文殊菩薩坐像(常楽寺)等 拝観してきました。

画像左から 鎌倉国宝館、法然上人絵伝 、文殊菩薩坐像


東大寺特別展

2013-10-17 13:59:24 | アート・文化

Img_1734 Photo_2 Photo_3

金沢文庫にて「特別展東大寺~鎌倉再建と華厳興隆~」が開催されて

いる。治承四年(1180年)の南都焼討以降の東大寺の再建事業や、

華厳学の興隆を中心とする鎌倉時代におけ東大寺の関係の展示会で

ある。展示会場はすいていて、ゆっくり鑑賞できた。

「重源上人坐像」 優れた彫刻により、我が国の肖像彫刻史上、

最高傑作の一つにあげられるという。

「地蔵菩薩立像」 端正な表情や整理された衣紋表現、切金を交えた

華麗な彩色は快慶円熟期の作風を示す。


夏越祭

2013-08-06 19:44:07 | アート・文化

Img_8880 Img_8897 Img_8922

鶴岡八幡宮で夏越祭(なごしさい)が行われ拝観した。

夏越祭は源平池の畔で邪気を祓う神事が行われ、茅の輪くぐりが

行われました。(正面より左、右、左とくぐります)

舞殿では巫女による「夏越の舞」が奉納されました。

天気の予報がよくないので、私は一旦ひきあげ、「ぼんぼり」に灯が

ともされ、鎌倉の夜を彩る光景は次回のお楽しみにします。


特別展 瀬戸神社 ~海の守護神~

2013-05-15 18:24:30 | アート・文化

Img_0733 Img_0723 Img_0727_2

東京国立博物館では「国宝 大神社展」が開かれていますが、こちら

金沢文庫では「瀬戸神社」特別展が開催されている。

学芸員による展示解説があり、瀬戸神社の縁起、出品作品等の説明を

受けた。普段、神様(御神体)は見ることが出来ませんが、たくさんの

神様を拝観できました。

行き帰りは隣の称名寺を参詣し、今が見頃の黄菖蒲の写真を撮影。


金沢文庫企画展「救いへの祈り」

2013-03-23 16:36:24 | アート・文化

Img_0108 Img_0109 Img_0095m

神奈川県立金沢文庫で「救いへの祈り」と題して企画展を行っている。

展示替えがあり今回で二回目。展示解説があったので聴衆の中に入り

説明を受ける。

称名寺に伝来した聖教類や古文書、仏像や仏教絵画などを通して供養に

込められた祈りの姿を勉強した。

その称名寺は今、桜が満開です。


鎌倉の世界遺産登録推進特別展

2012-11-09 14:59:50 | アート・文化

Img_2006 Img_2003 Img_2019

鎌倉の世界遺産登録推進をめざす、県立金沢文庫、県立歴史博物館、

鎌倉国宝館の3館連携特別展の金沢文庫会場に行ってきました。

金沢流北条氏 実質的初代の北条実時像・2代の北条顕時像・

3代の北条貞顕像、其々絵画国宝が展示されている。

国宝「一遍聖絵」第五巻(遊行寺所蔵)の北条時宗に鎌倉入りを阻止

される一遍上人(画像右端)は鎌倉史跡めぐりでも話題になる。

そのほか、千葉・観福寺の薬師如来坐像・地蔵菩薩坐像・釈迦如来坐像・

十一面観音坐像等の懸仏も展示されている。


ストラスブール美術館展

2012-08-28 16:21:11 | アート・文化

Img_1532 Img_1534 Photo

ストラスブールはフランスの街の名前。ドイツの国境近くにある。

本展は歴史あるこのストラスブールの地にある近代美術館のコレク

ションを中心にゴーギャン、ピカソ、シスレーなど名高い巨匠たちなど

59作家80点を超える作品が紹介されている。

アルフレッド・シスレーの「家のある風景」が印象的であった。

 画 像 

左:横須賀美術館 中:東京湾を望む 右:シスレーの「家のある風景」


真珠の耳飾りの少女

2012-07-10 14:32:57 | アート・文化

       Img_1275              Photo

東京都美術館のリニューアルオープン記念として「マウリッツハイス

美術館展」が開催されている。やはりなんといっても話題の

フェルメールの、あの『真珠の耳飾りの少女』に注目。

会場はものすごい人、10時着ですでに20分待ち、会場に入って

「真珠・・・」を見るのにさらに15分待ち。その他の会場は

それほど混雑していない。

フェルメールがよく使う青い色は、当時純金と同じほど高価だった

ラビスラズリを原料とするウルトラマリンで、これを惜しげもなく使

ったという、いわゆるフェルメール・ブルーです。このターバンの色

も鮮やかな見事な青です。

また、少女の耳飾りが左から差し込む光を反射して輝いているのが

印象的でした。わずか4、5秒の対面でしたが、いつまでも、少女は

肩腰に親密なまなざしを投げかけていた。

心に残る名画の一つになりました。

画像  左 : 東京都美術館     右 : 真珠の耳飾りの少女


特別展 解脱上人 貞慶

2012-06-10 19:19:49 | アート・文化

 Img_1070  Photo  Photo_2

神奈川県立金沢文庫にて解脱上人貞慶(じょうけい)という鎌倉時代

はじめに南都で活躍したお坊さんだけに焦点を当てた展覧会が開催

されている。貞慶の八百年遠忌にあわせた展覧会です。

貞慶は、今、放映されているNHK大河ドラマ「平清盛」で後白河法皇

の後見人として活躍しているあの信西の孫にあたる人です。

今回の展覧会で貞慶上人についておぼろげに知ることが出来ましたが、

目的はもう一つ、東大寺の阿弥陀如来立像です。

解説によると、俊乗房重源の臨終仏と伝えられている端麗な阿弥陀像。

建に二年(1202)に造立が始まり、翌年像に舎利や経巻が納められた。

重源が私財を投じて快慶が制作、貞慶は開眼時に供養導師を務めた

とある。快慶の美しい仏像を間近で拝観でき心豊かになりました。

もう一体、十一面観音坐像(現光寺)です。座った姿が非常に珍しく知的で

涼やかな目をしておられ天平彫刻をほうふつとさせる健康美あふれる

上半身と伸びやかな脚部が目を引く仏像です。

その他多くの貞慶に関する、南都ゆかりの名宝を十分堪能しました。


フェルメールからのラブレター展

2012-03-06 16:21:19 | アート・文化

  Img_0478 1 Photo_3

渋谷駅から109を左にみてしばらく行くとBumkamura

ザ・ミュージアムがある。ここで、「フェルメールからのラブレター展」

が開催されている。今回、フェルメールの手紙をモチーフにした

3作品も展示されていて鑑賞した。

「青衣の女」「手紙を書く婦人と召使」「手紙を書く女」独特の柔らかな

光とともに時空を超えた作品で、凛とした静寂感と透明な空気感が

安らぎを与えてくれます。


展示会「鎌倉めぐり」

2012-02-12 19:06:24 | アート・文化

       Img_0362_2        Img_03641_4

金沢文庫で展示会「鎌倉めぐり」が行われている。

世界遺産「武家の古都 鎌倉」登録を目指している鎌倉。鎌倉時代は

日本の中心地でしたが、その後は寺社のある古都、武家社会の始まりの

地として、あこがれの地になりました。

江戸時代後半には江の島や金沢と組み合わせた名所見物・物見遊山の

地として多くの人々が訪れました。江戸時代に鎌倉を訪ねた人々の

ガイドブックであった『鎌倉名所記』とガイドマップ『鎌倉絵図』を

中心に、近世から近代の「鎌倉めぐり」について、金沢文庫所蔵資料が

紹介されています。

この後、大会議室で金沢文庫長の「下野薬師寺の再興」の講座に参加。


鎌倉大仏縁起の世界

2012-02-01 14:16:14 | アート・文化

Img_03541 Img_0356 Img_0360

生涯学習センター主催の市民大学へ通い二年になる。

市民大学といってもカルチャースクールである。今日の講座は

「社寺”縁起”を読む」で変体仮名の鎌倉大仏縁起を読み、大仏縁起の

世界に入る。この講座は今回で6回になるがやっと仮名は読めるように

なったが漢字は難しい。

源頼朝が奈良の大仏の復興に招かれ、東国に大仏建立を思い立つ。

ここから鎌倉大仏の建立が始まる。

だんだんと面白くなる。だが読めないとじれったい。


神武寺薬師如来像特別拝観

2011-12-13 15:53:22 | アート・文化

      Img_0275      Img_0285

神武寺薬師堂の本尊薬師三尊像は秘仏で、正式の開帳は33年に一度と

されているが毎年12月13日の煤払いの日にも開帳され拝観できる。

お経が終わると、中尊の薬師如来、脇侍の日光菩薩・月光菩薩、それに

薬師如来を守る十二将などの貴重な仏像にお会いすることができました。

写真:薬師堂、境内の紅葉