クックの日記

犬の私が、パーキンソン病歴19年のご主人様と奥様の日常を書きとめました。そして奥様も・・・

食事介助

2012-05-23 20:20:57 | 管理人の挨拶
奥様は昨日旦那様のいる施設へ。
いつもは昼食後、自室に戻ってベットに横にさせてもらったころ行くことにしている。昼食時に行って全介助の旦那様に食事を食べさせるのはとても疲れるから。

昨日は旦那様を病院に連れていく日だったので11時前に施設を訪れる。12時20分に福祉協議会の送迎ボランティアの車をお願いしているので早めの昼食を取らせてもらう。

11時15分ごろ食堂横の小部屋に行くとすぐに昼食が配膳され、ベテランの女性スタッフ Yさん(旦那様のお気に入りのスタッフ)が横に座って食べさせてくれる。 昼食メニューは「味噌ラーメン・トマトサラダ・手づくり餃子・ヨーグルト」

 Yさんの食事介助の上手なこと! 食べにくいラーメンの麺をひと口で食べられるくらいにお箸で切って口元に持って行く。旦那様の口が開いた瞬間、さっと口の中に押し込む。抜群のタイミング。旦那様が何か言おうとするとしゃべるとむせるからと言って止める。それでいて旦那様が口を閉じて食べなくなると 「もう食べないんですか?」 と聞いて、旦那様が返事をしようと口を開けた瞬間押し込む。そんなことを何回か繰り返しているうちに旦那様は目を閉じて口を開けなくなる。Yさん 「もう食べない合図みたいなものです」と教えてくれる。

奥様は先日読んだ 中村仁一先生の本 「大往生したければ・・・・自然死のすすめ」 の中で 「介護施設で食べたくないのに無理やり口の中に食べ物を押し込まれる・・・介護での拷問」 の話を思い出していた。
 

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