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「平田邸などの歴史をたどって」

2019年05月12日 | 大分県
ふるさとには、ふるさとの歴史があります。


そのままにしておくと、朽ちていきます。
未来にその歴史を残そうとする活動は全国各地にあります。
 



住んでいるふるさとにも、ふるさとを駆け抜けた歴史的なものがたくさんあります。



その一つに「平田邸」があります。「平田邸」をしっかりと保存し、活用していこうと「平田邸活用推進協議会総会」が昨日の夜に行われ、これから活動をしていきます。
 



「平田邸」って何だろう。ちょっと紹介をします。中津市のホームページからです。




「平田家住宅は大分県を代表する近代和風住宅(明治~昭和にかけて建造された大規模な日本家屋)で、三階建ての主屋と平屋の新座敷が国の登録有形文化財となっています。
 

主屋は明治中期に建造され、3階部分を大正年間に増築しています。新座敷は大正年間の新築です。


伝統的な書院造を踏襲しながらも、東南アジアで産出される鉄刀木(たがやさん)を床柱に利用するなどの革新的な面の特徴も有しています。 
 



この建物を現在の形にしたのは、県議会議員や貴族院議員などを歴任した平田吉胤氏で、耶馬溪を訪れる人々をもてなす迎賓館的な建物として、利用していたと考えられています。」

 



一度だけ、3階に上がったことがありますが、3方がガラス張りになっており、城山などが一望できます。
とてもきれいな風景が窓の向こうに広がっています。
 



平田邸の周辺には、馬渓橋、城山があります。
 


馬渓橋の紹介。
これも中津市ホームページからです。



「昔、山国川を挟んだ日田代官道(戸原側)と中津藩道(平田側)は、夏は渡し舟、秋冬春は仮橋が架けられて往来していました。
 


しかし、仮橋は山国川の増水の度に流され、その都度修復されていました。

大正3年に竣工された下城井橋も大正11年に流出したため、翌年、現在の石積みアーチ式の眼鏡橋(総長約83メートル)が架けられました。
 


耶馬渓橋、羅漢寺橋とともに耶馬渓3大名橋に数えられています。」

 



2012年の九州北部豪雨で被害を受けましたが、修復して、見事に名橋として、存在感を見せています。
 



城山は、
「白米城とよばれる城館跡です。もとは野仲氏の支城でしたが、長岩城落城後、黒田二十四騎の一人栗山利安に旧領が与えられ、利安は平田城を居城としました。



黒田騒動で有名な栗山大膳は利安の子で、幼少期をこの城で過ごしました。現在、城跡には黒田時代の石垣の一部が残っています。」

 


栗山大善は、NHK大河ドラマ「軍師 官兵衛」で、浜田岳さんが演じていました。
 


総会が終わり、「平田邸」を保存そして、活用していくための第一歩をきることができました。
地元の若い人たちの発案そして、行動からです。
 
これまでふるさとの人々がたどった足跡を大切にしながら、未来を創っていきます。
少しでも活動に協力することができたらと思います。


また地元だけでなく、平田邸などに関心のある方は、ぜひ、活動に参加してみませんか。


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