俳句と絵 過ぎゆく季節に目を向けてスローな時間の流れを楽しみ
先日、３年生の生徒と俳句とそれに似合う絵を描きました。ふだんの生活の中では、ゆっくりと景色や生活の流れを見ることはないと思いますが、ちょっとだけ立ち止まってみました。
日常の生活にただ流されずに、美しいものを美しいと感じる時間を持つ余裕くらいは欲しいですね。
３年生ともなると、表現することが恥ずかしいと思う気持ちが出てくるでしょう。言葉や絵も表すことに時間がかかりました。でも絵も描くうちに楽しそうに時間を過ごしました。
◇夜空見て 消えてしまったオリオン座
～なるほど、きっと星を見ることが好きなんでしょう。～
◇花も散り 若葉が見えた 桜の樹
～ついこの間まで、ピンク色の花びらがきれいだったのにね。でも若葉の緑もいいよね。～
◇春の音 小鳥のさえずり 美しい
～小鳥のさえずりが春の音なんですね。ロマンテックですね～
◇春風と 僕等で駈ける 物語
～生徒の躍動感を感じますね。～
◇勉強だ もうすぐ受験 三年生
～受験生という思いが強いのでしょう。頑張って～
◇たんぽぽが 風に飛ばされ 旅をする
～５月の風にたんぽぽ。爽やかな気持ちにさせてくれますね。～
近くの病院にも飾ってもらっています。みんなが元気で春そして初夏を楽しんでもらえたらと思います。
