
道徳の授業の中で、
「家族のつながり」
のような学習内容があります。
認知症になった祖母との関わりの話が書かれた教科書の内容となっています。

家族がしてくれたこと、家族からの言葉で心に残ったことを考えるところから授業をスタートしました。

「お母さんが仕事を休んで病院に連れて行ってくれた。」
「お母さんが、テストを持って帰ったら、めっちゃ褒めてくれた。」
など、友だちに言える部分と言えない部分があると思いますが、ノートに書きだしていきました。

わずかな時間ですが、自分を見つめ直す、家族を見つめ直すいい時間となりました。
教科書のおばあちゃんについては、
「どういう状態になっても大切な存在。」
という意見が多く出されました。

すでに他界しましたが、私も花の介護をしている時には、いろんな思いが交錯しましたが、
「かけがえのない母」
であるという思いが心にありました。
これから歩いていく子どもたちの道の中において、家族の中でのドラマがあります。

子どもたちには、「感謝」や「優しさ」の気持ちを心の底に置きながら、きっと今でもそうであると思いますが、家族の中のいい存在であって欲しいです。
