かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

「37年ぶりの仲間たち」

2019年01月05日 | 大分県
正月があっという間に過ぎていきました。

そんな昨日のことです。
教員になって、初めて受け持ったクラス。豊田小学校の4年3組。学生から一気に社会人に。そしてクラスの担任。
 
すべての原点です。




まだ沖代小学校と分離していなかったので、1クラスも40人越え。
1学年は6クラスありました。全校では1500人いる豊田小学校でした。
先生の数も半端ないものでした。



退職前のベテランの先生も多くいたので、職員会議などは、PTA懇談会で、親の話し合いに子どもがいるような感じがしました。
 


そして初めて出会った子どもたち。



先生方はもちろんのこと、お家の方々に支えられて教員生活のスタートを切りました。


経験を重ねながら、もう22歳の若さのエネルギーを発揮することや取り戻すことはできませんが、いつもここに立ち返っていました。
 



3学期、4年3組が解散するとき、豊田小学校は、沖代小学校と分離して、クラスの仲間たちの多くも沖代小学校へと移っていきました。
その寂しさを感じたことを今でも心に焼き付いています。
 



昨日は、「退職」記念ということも兼ねて、4年3組の同級会を開催してくれました。


Tたかくん、Nりちゃん、Mきちゃん、Kんちゃんがお世話をしてくれました。



学級おさめが終わって、37年。30数年ぶりに会うことができた子どもたちもいました。


立場が変わって、今、いろいろとお世話になっている子どもたちもいます。
沖縄や北九州など遠いところから来た子どもたちもいます。


Tたかくんが、家に迎えに来てくれました。
車中の話も楽しかったものの、ちょっと緊張しながら会場に向かいました。
37年前にタイムスリップです。
 



子どもたち一人ひとりに、そして、一人ひとりのお家の方にいろんな懐かしい思い出があります。
 




一人ひとりの近況が伝えられました。
仕事に頑張っている人、育児や子どもの進学・就職に向けて頑張っている人などの様子を聞きました。
4年3組の子どもたちも、仕事、家庭の社会の一線で活躍をしています。



30数年の時を超え、幼い少年・少女の姿が頼もしい姿になっていました。移りゆく時を感じました。
 



4年3組の頃に戻って楽しく会話が弾む時間を過ごしました。あの頃の誕生日文集やお別れの文集を持って来ている人もいて感動でした。
またこれを機会に仲間たちの交流をあたためていってもらいたいと思います。
 



二次会ではカラオケと夜更けまでにぎわいました。帰りはNりちゃんやKんちゃんが送ってくれました。感謝です。
先日の野球部の仲間との再会もありました。
子どもたちとの出会い、生活、子どもたちの成長、成長からの追い越されていくこと・・・教員になって幸せだと感じています。



『今日は、心に残る時間をありがとうございました。
4年3組は、自分にとっては、忘れることのできない子どもたちであり、かけがえのない1年間でした。
教員1年目。



22歳の若さでぶつかっていったこと。明るく元気がよく、38年経ってもひとこまひとこまが懐かしく思い出されます。


原点です。


いつもあの頃の自分を思い出しながら38年間を突っ走ってきました。
ひと区切りがつく今、こうして、こよなく大好きだった仲間たちと集まれることができる最高の幸せをまたみなさんがプレゼントしてくれました。



一人ひとりといろんな思い出があります。
一人ひとりともっと話したかったけれど、またこれを機会に会えることを楽しみにしています。
そのときまでまたお預けにします。

ありがとうございました。そして幹事をしてくれた方、お疲れさまでした。またいつでも耶馬溪にも立ち寄って下さいね。コーヒー、ココア、なんでも「かったか喫茶室」は準備します。』


あの時の子どもたち、今は、しっかりとした社会人として頑張っている仲間たちに感謝の気持ちでいっぱいです。