かったかくんのホームページ

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生徒の成長を願って

2014年01月29日 | Weblog
緊張の中での面接練習が
         マナーアップを覚える機会に






現在、いろんなところで高校入試が行われています。高校受験の序盤から中盤にさしかかっています。すでに進路が決定した生徒も出てきています。その生徒には、



「しっかりと、最後の生徒が進路決定するまで、クラスを支えていって下さい。」「まだまだ受験で不安な生徒もいっぱいいるので、受験の雰囲気を大切にして下さいね。卒業の取り組みの中で文集や練習など中心となって取り組みをして欲しいです。」


と伝えています。



受験は団体戦と伝えていますが、まさに進路が決定した生徒が出てきた時にそれを如実に感じます。




現在、受験の中で面接がある生徒は受け答えの練習を担当の先生と行っています。自分のところにも、生徒が昼休みやってきます。「面接の練習をお願いします。」丁寧な言葉づかいで部屋に入ってきます。生徒たちも面接という緊張感の中で、自分の思いを伝えてきます。




練習をしながら、「面接練習」はマナーをアップさせていくには、とても大切な機会であると感じます。言葉づかいを覚える、人に対するマナーを覚える、社会の中で必要な入室の仕方など覚えるなど、時と場に応じて生徒たちは、身につけたものを発揮することができると思います。TPOの習得です。





「失礼します。」「本日はよろしくお願いします。」「少し考えさせて下さい。」「ありがとうございました。」

など態度と言葉をいろんな先生方から指導してもらい、家庭での練習では、お家の方たちから学んでいきます。現代の子どもたちだからこそ必要なものであるかも知れません。




また繰り返し思いを伝えていく中で、自分の今の立ち位置を理解し、夢や目標などを自然と明確にさせていくことができると考えています。いろんな人と出会いながら、いろんな学びをしながら子どもたちは成長をしていくんだと思います。



現在各地で「一分間スピーチ」などを取り組んでいるクラスもあります。これもマンネリ化をしなければ素晴らしい取り組みだと思います。一方、新しい取り組みで、クラスづくりの一環としてこういった「面接」的な取り組みも面白いのではないかと思います。



個人面接やグループ面接など毎日朝の会や帰りの会などで、クラスのみんなの前ですることも、表現力やマナーなどを身につけさせる方法ではないかと思います。



「あなたの趣味は何ですか。」「将来何になりたいですか。」
という簡単なバージョンから入って、慣れてくると
「あなたは、どんなクラスを作りたいですか。」などステップを踏んで考えを伝えることができたら最高だと思うのです。



建前論になる時もあるかもしれませんが、建前論を言うことができるということは、自分の心の中にイメージはできているということになります。しっかりと思いを伝えあえることができるようなれば、学級が崩れにくい取り組みであると仮説を立てます。



面接をされる生徒も周りで面接の様子を見ている生徒もこの取り組みから伝える、伝わる力をつけるのではないかという一つの方法です。恥ずかしさが取れて発展できれば、生徒自身を面接官にということなど、考えればいろんなバージョンも出てきます。

小学校高学年や中学校での学級づくりの一つの方法の「かったかくん方式」です。




学校ではインフルエンザも少しおさまっていますが、まだまだ油断ができません。あとは、いいコンディションの中で高校受験ができることを願っています。