
戦いあとの姿爽やか

中津市、宇佐市から19チームが参加して「第90回台覧相撲大会」が開催されました。90回・・・。この大会は大正9年11月に昭和天皇(当時皇太子殿下)が中津に滞在された際に開催された相撲大会を記念し、翌年より開催されてきています。
伝統のある大会です。90年間、行われている大会なので、高齢の方も、「中学校時代、この大会に参加したことがある。」と言う人も多くいます。
中津市の中学校、高等学校が輪番制で当番校になって、主催しています。今回は中津中学校が当番校として、大会の開催をしました。
三光中学校からも参加しました。一昨年は50年数年ぶりの優勝。昨年は準優勝と、このところこの大会においては、好成績を収めています。今年は例年より、他校より体格が劣ります。しかしそこは、試合にかける気迫がありました。

腰を低く相手にあたっていきました。その結果、見事予選リーグ突破。決勝トーナメント。ベスト8からの試合です。緊張感のある試合です。チーム一丸となっての戦い。勢いがあります。
準々決勝、準決勝と勝ち進みました。そして優勝決定戦へ。先峰が惜しくも敗れましたが、中堅が逆転勝利。大将戦へ。手に汗を握る戦い。惜しくも俵を割りました。しかし、見事2年連続の準優勝を果たしました。

日中は、かなり冷え込みました。見る方も寒さが身にしみます。力士の選手たちも体調管理が大変でした。しかし熱い戦いが繰り広げられました。迫力十分でした。
生徒数が少ない学校で、3チームが参加しました。生徒たちには物事に挑戦していこうとするエネルギーを感じることができます。
駅伝にしても相撲にしても、また今行われている県新人戦にしてもきっと、これからの歩む道に大きな自信となることでしょう。スポーツの秋が充実したものになっている生徒たちです。

3年生にとって、最後の土俵の上の姿でした。この生徒の姿をもう見ることができないと思うと寂しく感じます。