かったかくんのホームページ

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感動の初勝利

2011年06月23日 | Weblog
雨がよく降ります。もう雨はいいなあっていう感じです。でも農家の人たちにとっては、確実に欲しい雨ですよね。日曜日、草を刈りに行きたいと思うのですが、雨が止むのを待ちながら、のんびりとテレビを見ていました。テレビを見たあとは、ようやく草刈りができました




 雨がよく降ります。先日の日曜日も雨が降りました。



 一日朝からの雨です。梅雨とはいえ、今年は、よく雨が降る6月です。梅雨明けは早いとか。




 梅の木の下の草を刈りたいのですが、雨のためになかなか刈ることもできずに、伸び放題になっていました。伸びすぎると、あとで刈るのも一苦労です。この今日もできそうにもないと思いながら、朝からのんびりとテレビを見ていました。




 「窓をあけて九州」という番組がありました。偶然にも4年前に話題になった高校野球の投手の広田選手の特集でした。当時は、「奇跡体験!アンビリバボー」の番組になりました。ビデオにもダビングして、生徒たちも見せました。




 中学3年生のときに、脳梗塞になり、左手が麻痺しました。しかし、野球を断念せずに、大分県立三重高校に進学をしました。監督のアドバイスを受けながら、3年間野球を続けました。




 3年の夏の県予選。エースとして登板をしました。左手が使えないために、ランナーが出た瞬間に降板となります。最初のバッター。双方に粘りました。しかし、フォアボール。そして、マウンドを降りました。7球の夏でした。



 当時、新聞やテレビで話題になりました。新聞や映像を使って、道徳の時間に授業もしました。




 それから、大分の日本文理大学に進学したことは、新聞で読んだことはありましたが、どのような野球の生活をしているのか情報を持つことはありませんでした。



 今日のテレビで、4年間の大学生活を野球を通しながらの映像が流れていました。リハビリにも耐え、変化球や牽制球も覚えていました。最後の公式の試合。相手は大分大学。かったかくんの出身の部なので、ちょっと複雑でしたが登板をしました。




 広田くんに初勝利をあげようと、打撃陣もふんばりました。取られた分だけ、しっかりと点を取り返しました。5回を投げて、勝ち投手の権利を得て、次のピッチャーに託しました。ついに、初めての勝ち投手に。食事をしながら、友だちの「お前のことを尊敬しているよ。」という言葉と広田くんの「ありがとう。」という言葉がすごく自然でした。




 現在は大分市の大手のメガネ店に勤務しています。その店の野球部にも所属しています。



 障害と共生しながら、広田くんは勤務と共に野球が核となった生き方をしています。優しくお客さんに接している姿が輝いていました。優しさの裏に大きな気持ちの強さを持っている広田くんに声援を送りたいです。




 ちょっと感動した後は、なんとか草刈りができました。エネルギーをもらいました。