2012年 J1 第24節 コンサドーレ札幌 2-4 ヴィッセル神戸@スカパー
※降格も決まって一段落ついたので、これまで放置していた過去の試合を思い出しながら(9/30)
思えば、この試合から大敗の連続で一気にバタバタと崩れていった気がする。得点することよりも失点することを恐れるようになってしまった。
この日もあっさりと前半2分に失点。しかし、前節の仙台戦ではここからひっくり返しているので、焦りは少なかったはず。じっくり行けば逆転可能。
しかしなぜか、この日は中盤でのあたりが浅く、DFラインも深いという腰が引けた状態。これでは神戸にボールを奪われ、繋がれるのは当たり前。
攻撃では、ハモンの好き嫌いが目立つ。山本、日高あたりを狙っているが、ほかにもボールを回せばいいのに。しかも、テレが前半30分で走れなくなり、変わって内村を投入。
後半もいきなり出だしで失点。集中力が無いのかなんなのか。これでは話にならない。監督もそう思ったのか、前節でうまくいった宮澤中央の3-5-2へ早くもチェンジ。あれは緊急手段だけじゃなくって、これからも使っていくというのか。
と思っているうちに、ハモンが倒されPKゲット。これをハモンが決めて1-2。
ここからなぜか神戸が崩れ出す。PKで1点とっただけなのにベタ引きになり、おかげで札幌側がセカンドボールを拾えるようになった。そして上原が同点ヘッド。
ところが、神戸も都倉が入ってから急に立ち直る。前線にボールの収まりどころができて、ボールが回り始める。しかし、都倉程度(失礼!)でこれだけ変わるのか。石崎監督は前田じゃなくて都倉を取るべきだったんじゃないか。
そんなわけで急に立ち直った神戸に、立て続けに得点を奪われ、スタジアムのムードも一変。
札幌の守備はズタズタ。攻撃は常にワンテンポ遅くてボールを奪われる。両チームとも、まるで別物になったような大転回。
せっかく、2-2まで追いついていい感じだったので、返って失望は深かった。たぶん、この試合が一番精神的ダメージが大きかったような気がする。
そしてここから降格までの連敗が続くのであった……。