コメントにいただきました。
ふと疑問におもったのですが、来年荒尾市議選が4月24日県議選が4月10日とありまが、素人考えでは同日にしない理由がわかりませんので教えてもらえればと思います。
普通に考えれば同日の利点として
①有権者が2度もいかず便利
②上記の理由で投票率も上がる
③選挙にかかる費用は結構莫大と聞くのでコストの削減が図れる
他にもあるかも知れませんが、上3つでも充分な理由かと思います。
同日の欠点といえば
全く思いつきません。2週間といえど法律でずらせなかったんですかね。
できれば理由とかを教えて下さい。
私も何故だろうと思ってウィキペディアなどで調べたら、
『第1回統一地方選はちょうど60年前の1947年。日本の民主化を進めていた連合国軍総司令部(GHQ)は、日本国憲法が施行される5月3日前に、住民の直接選挙による地方自治制度を導入するよう日本政府に求めた。これを受けて、政府が全国で一斉に実施したのが統一地方選の始まりだ。地方選をまとめることで経費を節約し、地方自治への関心を高める目的があった。今回は17回目になる。統一地方選の日程は毎回変わるため、政府は通常、前年秋の臨時国会に臨時特例法案を提出している。』
あわせて、統一地方選は前半と後半に分かれており、前半は知事選と道府県議選、政令市長選・政令市議選、後半が市区町村長選と市区町村議選。
国政選挙で参議院議員や衆議院議員の補欠選挙がある場合は、後半になるようですね。
そういった理由で、以前はすべての国政選挙を除く選挙が統一地方選で進められてきましたが、今では統一と言う言葉が薄れてきていますね。
首長の死亡や途中辞職によるもの。市町村合併によるもの。議会の解散があれば、その都度選挙が行われるためです。
以前は、前半に熊本県知事選挙と熊本県議選挙、後半に荒尾市長選挙と荒尾市議選が行われていたと思いますが、県知事では福島元知事が事故により死亡、荒尾市長では鴻の江元市長が途中辞任したために、統一地方選から外れて県議選と市議選が残ったと言うことなんですね。
以前の4人を選ぶ選挙を同日にしてしまうと、有権者が誤って記入と言うことがあるのかもしれませんので、前半・後半に分けるのは良と思います。
荒尾市の場合、前半・後半に1回ずつの選挙になっていますが、全国の中には、そういった風に4人を選ぶ選挙がされている地方もあるのではないでしょうか。
法律によって、県議選挙は前半、市議選挙は後半とされていますので、荒尾市が勝手に日にちを変えて同日にするということはできません。県議選挙は県内すべての市町村で実施されますので、荒尾市だけが日にちをずらすと言うことはできないと思います。市議選を県議選に合わせると言うことは、可能だと思いますね。
国の政治によって決められている『統一地方選挙』が、市町村合併などで崩れている今日、日程を各地方に任せるべきだと私も思いますね。SARUさんと同じ意見です。
ただし、③についてはコスト削減になるかどうかは分かりません。