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Bayern Muenchenはまさかの2011-12シーズンAll2位Finish!!!

2012-05-20 | 欧州サッカー&日本代表


UEFA champions league2011-12決勝戦は、PKまでもつれ、まさかの大逆転でチェルシーが初戴冠!!!

現行制度になってから史上初の地元開催となったこの日の決勝戦。



それを象徴するかのように、圧倒的なアドバンテージを持ったバイエルン・ミュンヘンが攻め続け、後半38分のミュラーの先制ゴールまでは、チェルシーがペナルティエリア付近に11人がドン引きで守る、おそよCL決勝とは思えない、一方的な試合展開。


1点を先制されてからのチェルシーは、フェルナンドトーレスを投入してドログバとの2トップで攻撃に転じて、ここからようやく本番開始という感じで、試合が面白くなります。


反対にバイエルンは先制ゴールの2ndTopミュラーが痛んだ後に投入したのは、CBのダニエル・ファン・ブイテン。
ハインケス監督が選択したのは、追加点をとりにいくのではなく、この1点を守りきることでした。

しかしその1分後、後半43分にCKからドログバが同点ゴール。

そしてそのまま試合は延長戦へ。


延長前半4分にリベリがペナルティーエリア内で、ドログバから足にタックルを受けてPKに。
(これでリベリが痛んでオリッチと交代することに)

しかしそれをロッベンが外して、そのまま得点が入らずPK戦へ。


バイエルンは1人目のラームが決めるも、チェルシー1人目のマタのシュートをノイアーがファインセーブ。

レアル戦の再現か?と思いきや、その後は順調に両者が決め、3人目ではロッベンの代わりなのか、GKのノイアー自身が蹴ってゴールを決めますが、4人目のオリッチが外し、最後はシュバイニーが外し、チェルシーのドログバが見事に決めて決着。



試合内容は圧倒的にバイエルンだったものの、試合のポイントはロッベンがPKを外した時、そして試合を終始支配しつつ、ミュラーに変えてハインケス監督がDFのファン・ブイテンを投入した時でしょうか。

1年を通して"強者バイエルン"のサッカーを見てきましたが、ハインケス監督はよくも悪くもセオリー通りの(逆を言えば予測しやすい)手堅い、自分達のサッカーをしてくる印象があり、試合の状況に応じてゲームプランを変えてくることは皆無だった気がします。

それがバイエルンにとっては、充実した戦力を持ちながらも、オール2位に終ったような気がします。



一方のチェルシーはプレミアリーグこそ6位だったものの、同様にCL準決勝でも相手チームのエースのメッシがPKを外し、試合の流れを引き寄せて強敵バルサを破ったように、今季のCLのチェルシーは絶対的な強さはなくても、強い運を持っていたということなのでしょうか。


バイエルンは勝てた試合だっただけに本当に残念ですが、一番残念なのは、せっかく獲得した来期のCL出場権を、優勝チームに奪われた、プレミア4位のトッテナムかもしれません。


それにしても最後まで本当に大どんでん返しのチャンピオンズリーグ2011-12でした。


最後に、プラティニ会長をはじめとするUEFAの関係者には、来期のCLの日程をもう少し考えてくれることを切に願います。。。



※写真:この日の決勝の舞台となったアリアンツ・アレーナ
(2011年秋のCLグループリーグ時に撮影)










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