拝啓、世界の路上から

ギター片手に世界を旅するミュージシャン&映画監督のブログ(現在の訪問国:104ヶ国)

下町ロケット

2015-10-25 | その他


今日偶然テレビをつけていたら、ドラマ「下町ロケット」の第二話が放送されていました。

原作を読んだこともなく、まったく予備知識が無い状態でしたが、自分もずっとモノづくりをやってきて、今の昼間の仕事も技術系の仕事をしていることもあり、本当に涙が出そうな程、大きな共感がありました。


今度の新作MOVIEで、モノづくり系中小工業の社長役をやらせて頂いています。
(また自身の脚本&音楽なのですが)

先週末に同撮影だったので第一話がみられませんでしたが、新作MOIVEの撮影が完了した約2時間後に、下町ロケットの第1話が放送されていたことを知り、なんだか不思議な縁を感じます。


同新作MOVIEの社長のプレゼンシーンで、モノづくりの現場の思いと品質を語る部分があるのですが、今日みたドラマの中にも、法廷とプレゼンの違いはあるものの、共通のテーマが語られる場面がありました。

同MOVIEの社長プレゼンシーンの脚本を書くときに思い出していたのは、ドイツ時代に常駐していたモノづくり企業の技術者の方と話していた内容でした。

南ドイツの田舎町だったので、同社以外の日本人は町(常駐先の工場は英語も通じない村でした)に殆どおらず、公私共に日本人同士助け合っていた中で、実際にモノづくりをしている工業系技術者の方から、一緒にお酒を飲んだ時等に熱い思いを聞かされると、同じモノづくりの人間として、本当に大きな共感があり、その方々を思い浮かべながらシナリオを書きました。

で、今日下町ロケットのドラマをみて、そのスポンサー企業に同ドイツ時代の常駐先の顧客名があり、これまた不思議な縁を感じました。


ここのところ縁あって、MOVIEづくりをしていますが、根っこにあるのは、これまで生きてきた半生の中で経験してきたことを、1つでも多くカタチにして、誰かの何かのキッカケになればと思っています。

Worksytle Innovation THE MOVIE2しかり、今度の新作しかり、海外で生活していた頃の自身の経験等が、モチーフになっていたりします。


人間はいつか必ず死ぬ生き物。

それらを全部吐き出して、ゼロになって、最後の日を迎えられれば、物書きの端くれとしては、とても幸せなことだと思っています。




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