ここ数日、梅雨らしく、都内は雨の日が続いています。
元来晴れているだけで気分がウキウキとしてくる性分な上に、雨降りは毎朝のジョギングができないので、ちょっとブルーな気持ちになります。
そんな中、GWから毎週通っている志村坂上の立ち寄り湯に、仕事帰りに1人足を運びました。
平日の雨天ということもあってお客も少なく、目を閉じてゆっくり露天風呂に浸っていると、さっきまで煩わしかった雨音が、安らぎを与えてくれる癒しの音色のように感じます。
さらにそのサーッという雨音は周りの雑音を遮り、岩を伝ってチョロチョロと流れ落ちる掛け流しの源泉と、ふわっと舞い上がる真っ白な湯煙とが調和し、幻想的な非日常の世界を旅しているかのようでした。
もちろん自分は晴れの日が好きですが、雨の日だって悪いことばかりじゃない。
普段は気付かないだけで、雨の日だから楽しめる何かがきっとあると、そんな事を感じた1日でした。