拝啓、世界の路上から

ギター片手に世界を旅するミュージシャン&映画監督のブログ(現在の訪問国:104ヶ国)

12月9日(日) セグー(マリ)

2007-12-31 | 旅メモ&旅日記(中東・アフリカ)


2007年12月9日(日) セグー(マリ)

6時起床。

6時半から1時間程ニジェール川の夜明けを眺める。

朝から船で漁に出る男達、川で洗濯や炊事をする女性達、ニジェール川は皆の生活に欠かせないものなのだとそう感じる風景。

ぶらりと立ち寄った町だが、ニジェール川とそこに生きる人々を眺めていると飽きない。セグーは良い町だなと思う。
(マリの目的地で苦労してたどり着いたジェンネのモスクはすぐ飽きてしまったのに、まったくどんな基準なんだが自分でもよくわからない)


Djolibaでフランスパンとコーヒーの朝食。
フランス語の国?だけあってパンがウマイ。2000CFA。

7時50分にチェックアウトし、8時にタクシーでバスターミナル着。1500CFA。

SOMATRAのバス8時発が遅れて8時30分にセグーのバスターミナル発。
荷物係に出発直前に自分のとろころにきて賄賂(チップ?)を1000CFAよこせと言われる。

他の現地人からは徴収していないので断っていたが引き下がらずウザイので、500CRAコインを渡したら、すんなりと引き下がった。マリ人はいつもこんな調子。
(SOMATRAバスの荷物賄賂は結構有名な話で他にもやられた話をWEBでみたことがある)


12時30分にバマコのソゴニコ着。
SOMATRAも途中下車が多く非常に遅い。これではBitterと変わらない。
しかも荷物を出そうとバスの荷物入れをあけると、そこには10匹以上のヤギが生きたまま一緒に詰まれている。糞尿臭い。最悪だ。
これならBitterの方がマシかも。


12時30分~13時 タクシーでオーベルージュ・ラフィアへ。2000CFA。
ドミトリーにチェックインしようとするが、ドミは一杯だといわれる。
(本当は自分以外誰も泊まっていなかった)
シングル・ファン蚊帳付き、トイレシャワー共同で10000CFA。


Choinus Long Maで昼食。ホイコーロ3000CFA、ライス500CFA、コーラ500CFA、ホイコーロはキャベツじゃなく、ピーマンとたまねぎだったが、味はピリ辛でうまかった。


今晩のフライトで夜間移動の為、昼寝をしておこうとベットに入るが眠れない。
結局宿にあった日本語の本(危険な地球の歩き方)を読んで過ごす。結構ウケた。


しばらくして中華レストランの近くのアフリカングリルとなりのインターネットカフェ(ロンプラにものっている)で1時間程時間をつぶす。
最初日本語フォントがNGだったが、CD-ROMからインストール可能なので入れてくれとリクエストしたら無料でやってくれた。1H 500CFA。


夕方宿でギター片手に歌う。
宿でたむろしているマリ人がGOOD MUSICと言ってくれた。


20時30分タクシーで空港へ。6000CFA。
21時15分チェックイン。

BKO23:50/CDG6:20 AF791

空港内のバーでコーラを飲む。1000CFA or 2ユーロ。

夜のフライトになってしまったので、日本で買った携帯用電池式蚊取り線香
を首にぶらさげていると(しかも2個)、会う人会う人がなんだそれと聞くので、説明すると皆欲しがった。
今は乾季だが、やはり雨季のマラリアは深刻なのだろうか。

空港内のイミグレーション、飛行機のゲート、そして飛行機に乗る際と3回もセキュリティチェックがある。

飛行機に乗るときのセキュリティチェックで、蚊取り線香を没収されそうになったが、文句を言うと返してくれた。
ひょっとしてあの警官、電池式の蚊取り線香が欲しかったのか?
(飛行機に乗った後ならあげたのに)

あっという間だった今回のアフリカの旅も終わり、定刻過ぎに欧州へ向けて飛行機が飛びたつ。

怖い病気があったり、治安があまりよくなかったりして非常に疲れるアフリカの旅だが、なぜか他ではない何かがアフリカにはある。


旅の疲れが癒えた頃、またアフリカに来たいとそう思う。


※写真はニジェール川で洗濯する人々(セグー)

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