普通な生活 普通な人々

日々の何気ない出来事や、何気ない出会いなどを書いていきます。時には昔の原稿を掲載するなど、自分の宣伝もさせてもらいます。

世界経済の不思議な仕組み?

2011-08-10 16:53:13 | まあまあ社会<的>な
 さて、世界経済が逼迫している。こちとらにはさして関係もないのだが、客観的に眺めているとおもしろいことが見えてきた。

 簡単に言うと、これは単に資本主義の終焉、末路なのだろうということ。
 二十世紀の最後に共産主義・社会主義経済が破綻し、資本主義・自由主義へと世界中がシフトしたわけだが、それも一つの理由なのかもしれないが、資本主義が一気に疲弊した感が否めない。

 本来は、まるで誰かの意志の様に斬新的に前進してきた資本主義経済の枝葉であったはずの投機が、狂い初めて資本主義を一気に末路へと引きずり込んだ。本末転倒。
 投機という、本来であれば巨大資本がまるで卓上ゲームのように遊んでいれば良かったものが、金はあるが節操のない(投機に走る連中は、元々節操などないのだが)連中が金があるということだけで投機に参画し、優雅な卓上ゲームではなく、完全にマネー生産工場と化した。
 余裕もクソもない、ただただ金を生み出すための作業。結果、世界経済は前の見えない袋小路に入り込んだ。
 アメリカは、テロ事件を演出したり戦争を作り出したり、この十数年、忙しく「経済」活動にいそしんだが、タガの外れた投機筋の暴れぶりに、成す術もなく国債格付け「AA+」に転落。
 とっくの昔に「AA」という低信頼度の日本に、追いつけ追い越せか?

 エントロピーの法則ではないが、資本主義はゴミばかりを生産し、今度はCOを悪玉にしたてて、世界経済の転換を図ろうとしている。COは悪玉の、ゴミ扱い論議は、なんだか胡散臭さがぷんぷん漂ってきた。
 COを機軸とした、原子力発電容認やらエコ推進といった議論や流れは、なにかウソ臭い。

 それにしても。こうした流れを計画し、実際に作り出している連中がどこかにいるのだろうに、一向に姿が見えない。プレデターかい?

 見えれば拳骨で一発殴るくらいはしてやりたい。当たるものならね。

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