「STAP細胞はあります」
この一言の切れの良さは、小保方さんの強さと、理研に対する怒りを明確に表明していた。
失いかけた信頼を、少し押し戻せた感がある。
正直なところ、今回の騒動に関しての理研の反応は、誰に対しても不誠実なものだった。ことに身内である小保方さんに対しては。
まず、小保方さんの記者会見に、理研関係者が同席すべきではなかったか。自分たちの組織の一員が関わる問題に、まるで他人事のような対応ではなかったか?
初めからトカゲのしっぽ切りのような感覚で、厄介者となった小保方さんを切り捨てるために、あれこれ工作をしていたのではないだろうか。
例えば、この2カ月間、小保方さんがまったく表に出てこなかったのは、おそらく小保方さんに対して理研サイドが、「組織として対応するから、お前は何も言うな」と口止めをしていたように感じられるのだ。もし、そうだったとすれば、普通は小保方さんを守る。よしんば守ることができない状況になっても、小保方さんと同じレベルで、社会に対して責任を取るスタンスくらいはとるだろう。
それが、小保方さんの記者会見を見聞きした限りでは、理研は小保方さんの研究成果であるSTAP細胞を「ないもの」とあらかじめ想定し、ないものなのだから研究論文は悪意のある「不正なものであり捏造である」と、決定的な断罪をしたと、小保方さんは理解しているようだった。
それは小保方さんの研究者生命を断つものと言える。
それは口止めされ、弁明の機会を作れなかった小保方さんへの決定的な裏切りだったのだろう、小保方さんは記者会見で悔しさをにじませていたように思う。
そして少し翻って、世界中からのバッシングの根底にあるものを考えてみるに、それはSTAP細胞のもつ圧倒的な利権と大きく関わるのではないかと思えてきた。
諸論あるだろうが、巷間言われる小保方さんサイドの利権ではなく、強大な別の組織あるいは研究機関の利権を、小保方さんの論文発表が先行することで侵したのではなかろうか? 俗に「虎の尾を踏んだ」ということなのではないか?
そうでなければ、一人の女性研究者を叩くにしても、これほどのバッシングにはならなかっただろうと思えるのだ。しかも、研究成果まで「捏造」呼ばわりだ。単純に考えれば小保方晴子は存在してはならない。従って、その研究成果もあってはならない、と誰かが言っているように思えて仕方ない。
これはボクの推論だが、近い将来、小保方さんの研究によく似た、イージーな万能細胞作成技術が、製薬会社の息がかかった研究者から発表されるに違いない。
理研はその勢力を恐れている。だから小保方さん潰しにも手を貸している。実証実験・研究に小保方さんを参加させないのがその証拠だ。彼女しか知りえないブラックボックスがあることが分かっているにも関わらず、彼女を参加させずにSTAP細胞作製の再現実験などできるはずもない。それは初めから存在を否定するための、予定調和の再現実験なのだ。
ちなみに、「インディペンデントで再現実験に成功した人がいる」と聞いた記者が、「誰か?」と詰問していたが、ほとんど間抜けな記者だ。応えられるわけがない。また答える必要もない。その人が、どんな憂き目にあうか分かりきっているのだから。取材者が殺到し、まともな生活も送れなくなる。悪くすれば小保方さんの共犯者のように扱われ、研究者生命すら奪われかねない。
共同研究者(敢えて名前は書かないが)が、小保方さんに反旗を翻したのも、自分の研究者生命を守るためだろう。それはそれでやむを得ないのかもしれない。だが、その裏切り行為は、必ずやいつか自分に跳ね返ってくることだろう。
ここまで来ると、STAP細胞をめぐる魔女狩りのような雰囲気だ。
初めから魔女と決めつけられた裁判ほど残酷なものはなかった。弁明も許されず、予定調和で死にまで追いやられる。
そういえば、魔女狩りの本当の理由は、教会が、公に人々から財産を奪取することが大きな目的の一つだったのではなかったか。
同じようなものなのだろうな。
この一言の切れの良さは、小保方さんの強さと、理研に対する怒りを明確に表明していた。
失いかけた信頼を、少し押し戻せた感がある。
正直なところ、今回の騒動に関しての理研の反応は、誰に対しても不誠実なものだった。ことに身内である小保方さんに対しては。
まず、小保方さんの記者会見に、理研関係者が同席すべきではなかったか。自分たちの組織の一員が関わる問題に、まるで他人事のような対応ではなかったか?
初めからトカゲのしっぽ切りのような感覚で、厄介者となった小保方さんを切り捨てるために、あれこれ工作をしていたのではないだろうか。
例えば、この2カ月間、小保方さんがまったく表に出てこなかったのは、おそらく小保方さんに対して理研サイドが、「組織として対応するから、お前は何も言うな」と口止めをしていたように感じられるのだ。もし、そうだったとすれば、普通は小保方さんを守る。よしんば守ることができない状況になっても、小保方さんと同じレベルで、社会に対して責任を取るスタンスくらいはとるだろう。
それが、小保方さんの記者会見を見聞きした限りでは、理研は小保方さんの研究成果であるSTAP細胞を「ないもの」とあらかじめ想定し、ないものなのだから研究論文は悪意のある「不正なものであり捏造である」と、決定的な断罪をしたと、小保方さんは理解しているようだった。
それは小保方さんの研究者生命を断つものと言える。
それは口止めされ、弁明の機会を作れなかった小保方さんへの決定的な裏切りだったのだろう、小保方さんは記者会見で悔しさをにじませていたように思う。
そして少し翻って、世界中からのバッシングの根底にあるものを考えてみるに、それはSTAP細胞のもつ圧倒的な利権と大きく関わるのではないかと思えてきた。
諸論あるだろうが、巷間言われる小保方さんサイドの利権ではなく、強大な別の組織あるいは研究機関の利権を、小保方さんの論文発表が先行することで侵したのではなかろうか? 俗に「虎の尾を踏んだ」ということなのではないか?
そうでなければ、一人の女性研究者を叩くにしても、これほどのバッシングにはならなかっただろうと思えるのだ。しかも、研究成果まで「捏造」呼ばわりだ。単純に考えれば小保方晴子は存在してはならない。従って、その研究成果もあってはならない、と誰かが言っているように思えて仕方ない。
これはボクの推論だが、近い将来、小保方さんの研究によく似た、イージーな万能細胞作成技術が、製薬会社の息がかかった研究者から発表されるに違いない。
理研はその勢力を恐れている。だから小保方さん潰しにも手を貸している。実証実験・研究に小保方さんを参加させないのがその証拠だ。彼女しか知りえないブラックボックスがあることが分かっているにも関わらず、彼女を参加させずにSTAP細胞作製の再現実験などできるはずもない。それは初めから存在を否定するための、予定調和の再現実験なのだ。
ちなみに、「インディペンデントで再現実験に成功した人がいる」と聞いた記者が、「誰か?」と詰問していたが、ほとんど間抜けな記者だ。応えられるわけがない。また答える必要もない。その人が、どんな憂き目にあうか分かりきっているのだから。取材者が殺到し、まともな生活も送れなくなる。悪くすれば小保方さんの共犯者のように扱われ、研究者生命すら奪われかねない。
共同研究者(敢えて名前は書かないが)が、小保方さんに反旗を翻したのも、自分の研究者生命を守るためだろう。それはそれでやむを得ないのかもしれない。だが、その裏切り行為は、必ずやいつか自分に跳ね返ってくることだろう。
ここまで来ると、STAP細胞をめぐる魔女狩りのような雰囲気だ。
初めから魔女と決めつけられた裁判ほど残酷なものはなかった。弁明も許されず、予定調和で死にまで追いやられる。
そういえば、魔女狩りの本当の理由は、教会が、公に人々から財産を奪取することが大きな目的の一つだったのではなかったか。
同じようなものなのだろうな。