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ワールドカップの事38

2020-01-05 00:01:27 | サッカー(日本代表、W杯等)

 リスペクトコラムです。
 去年辺りから、なでしこジャパンの試合で、女子W杯の日本招致の横断幕を見かけるようになり、あぁ日本でやろうとしてるんだと認識していました。湯郷ベルの公式HPを観ていたら、その招致活動のバナーが貼られていたので、見に行くと詳しく載っており、現在の活動内容がよくわかりました。今年の東京五輪が終わった後に、一気にスポーツ熱が冷めるところを、サッカー界が別の切り口で盛り上げようとしてるのですね。あと、昨年の女子W杯でなでしこジャパンは惨敗し、女子サッカーの冬の時代は続いています。欧州でのプロ化の波に影響を受けて、五輪後になでしこリーグのプロ化の話もありますが、W杯の自国開催も強化の意味合いも大きいのでしょう。Jリーグ発足時の男子にちょっと似ているかな。
   
【2023年、FIFA女子ワールドカップを日本で!】
〔開催地決定プロセス:FIFA女子ワールドカップ2023 招致活動に関するスケジュール〕
・2019年12月13日まで 招致及び開催に関する最終書類、開催合意書などをFIFAへ提出
 →12月12日に提出。
・2020年1月~2月: FIFAによる視察団来日予定
・2020年5月: FIFAカウンシルにおいて開催国を指名(予定)
〔提案スタジアム:8ヶ所〕
 札幌ドーム、仙台スタジアム(ユアスタ)、埼玉スタジアム2002、国立競技場、豊田スタジアム、
 京都府立京都スタジアム(サンガスタジアム)、市立吹田サッカースタジアム(パナスタ)、御崎公園球技場(ノエスタ)
〔ベースキャンプ:42ヶ所〕(うち中四国など主な会場)
 Jヴィレッジ、JFA 夢フィールド、磐田スポーツ交流の里ゆめりあ、清水ナショナルトレーニングセンター、
 J-GREEN 堺、鳥取市営サッカー場、高梁市神原スポーツ公園、岡山県美作ラグビー・サッカー場、
 広島広域公園第一球技場、長門市俵山多目的交流広場、香川県立丸亀競技場
特設サイト:https://japan2023bid.com/
   
 韓国も招致を考えていましたが、断念したと報道されました。北朝鮮との共同開催も視野に入れて招致を進めてきたようですが、しかし南北関係の悪化で北朝鮮との共催が難しくなった上、韓国単独で大会を開催した場合、大会の運営方式が国内の法律に抵触するなどとして招致の断念を決めたとの事。他の立候補地では、最新情報で共催するオーストラリアとニュージーランド、ブラジル、コロンビアだそうです。普通に見て、競争激しいですね。また、FIFAは、'23年大会から出場枠を24カ国から32カ国に増枠すると発表しています。男子もそうですが、まさに商業主義にしか見えません。今後はW杯出場の価値は低くなり、決勝トーナメントに進出した国が実際の本戦になりそうですね。そんなに出場国数が増えて、運営大丈夫なのでしょうか。まぁ男子が32から48にしようとしているので、それに比べたら全然OKなのかもしれません。
 あと・・・大きい声では語れない話ですが、男子大会のレベルまではいかないにしても、誘致不正疑惑の発生の懸念がどうしても起こります。最近この手のニュースを聞く事は減りましたが、根本的な解決には至っていないはず。出場国が増えて、動くお金も大きくなるというのは何となくきな臭い気もします。日本も東京五輪誘致の時に、フランスからどうのこうのと言われているし。今度はそういう声が出ないように、あくまでフェアプレイでお願いしたいものです。

コメント
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