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トライフープ岡山について21

2020-01-25 00:01:33 | トライフープ岡山

 リスペクトコラムです。
 今日のさんデジにちょっとショッキングなニュースが流れました。前々から感じていた事が現実に文字になりました。トライフープの観客動員の不振で、具体的に数字が並びました。うーむ、やはりこうして実際の数字を見ると、ちょっと気が重いですね。岡山県は娯楽が無いため、どんなイベントをやってもそこそこ集客があるというイメージが昔からありましたが、プロモーション不足もあると思いますが、プロバスケ興行はそんなに甘くなかったですね。
   
【トライフープ:ホーム戦集客に苦戦 選手交流などで後半戦テコ入れ】
「今季、バスケットボールBリーグ3部(B3)に参入したトライフープ岡山がホームゲームの集客に大苦戦している。昨年10月のホーム開幕2連戦は2千人以上を集め、華々しくスタートしたが、その後は400人前後と伸び悩む。残りのホームゲームは14試合。選手の交流イベントや試合日の告知に力を入れ、巻き返しを図っている。」
「コートでは選手たちの熱いプレーが繰り広げられる一方、応援には迫力が感じられない。1月8日、ジップアリーナ岡山(岡山市北区いずみ町)に首位・岩手を迎えたホームゲーム。入場者は374人。開幕戦の5分の1以下だった。」
「トライフープにとって集客は悩みの種だ。開幕2連戦以外は一度も入場者は千人を超えておらず、平均入場者は641人にとどまる。土日に会場が確保できず平日開催になったことや、好アクセスのジップアリーナ以外の会場になったことが影響しているようだ。さらに来場のきっかけづくりに期間限定で導入した入場料割引キャンペーンも大きな効果が得られていない。」
「そこで後半戦は選手との交流イベントに力を入れる。チームにより親しみを感じてもらい、来場を促す作戦だ。今後のホームゲームでは、握手・サイン会やお見送りなどを実施する予定。ツイッターやフェイスブックなどのSNSでは、試合開催日や選手の紹介も強化する。このほか開始時間に合わせて、子ども連れで楽しめるイベントを企画したり、フーズのメニューを変えたりするなど、来場者の満足度アップにも力を注ぐ。」
引用:さんデジ

 開幕節はB2のどの試合よりも観客数が多かったのに、どうして平均641人になってしまったのか。やはりまずはプロモーションだと思います。クラブの存在や試合の開催を知らない人、特にライト層に多いのでは。でも、筆者の周りでは、元々J2岡山の試合に行った事はあるが、トライフープにも行ったという人が結構いる。反応もそこそこいい。でも、そこを膨らませられなかった。単発現象で終わってしまっている。今の段階ですが、個人的に以下の要因があると思います。

①プロモーション不足
 とにかく、クラブと試合のPRが弱いのではないでしょうか。
 対策案:選手等によるチラシ配布(駅もいいが、イオンなど商業施設もいいのでは)など
②若者層へのアピール不足
 観客を見ると、何となくサッカーやバレーと同様に中年層が多い気がします。
 もっと若い人、女性層が来るようにならねば。

 対策案:各高校バスケ部に学割券を進呈するとか、イオンでPRイベントをやるとか。
③選手に馴染みが薄い。
 筆者も未だに選手に馴染みが薄く、名前をなかなか覚えていない。距離感でやや遠さを感じる。
 対策案:公式HP選手紹介ページの充実化や、試合で選手ピックアップを行うなど、選手の露出の強化。

④地域に根が余り張れていなかった。
 地域貢献活動はされているが、まだまだ地域にクラブの存在がリンクされていない。
 対策案:公式FCの後援会化、行政との関係強化。各商店街との連携など。
⑤応援文化の停滞
 応援を通じた非日常化を期待して来場しているが、応援をリードするグループも無く、観て帰るだけの観客ばかり。
 対策案:ファンの集い等の開催からの応援グループ結成促進。ブースターという存在もクラブは認知するのもいいかも。

 まぁ3部の1年目ですから。他には、もっと選手に馴染みが強くなるSNSの運営というのはどうでしょうか。選手の素顔を前面に出すSNS発信を交代でやるとか。これは別にトライフープ向けだけではなく、J2クラブでもいくつも該当するかもしれません。数字ばかり言い続けてもう何年、全く地域に根が張れなかったために、今また数字に苦しんでいるところってないですか。
 という事で明日明後日とホームゲームがあります。会場はZIPアリーナではなく、学芸館高校体育館というプロのスポーツ興行っぽくない会場ですが、たぶん席は空いています。空いている分近い席に座れます。今のうちに間近でプレーを目に焼き付けて下さい。

コメント
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