リスペクトコラムです。
岡山リベッツのイベントや試合会場である横断幕が掲示されていますが、岡山と卓球の関係とか、卓球の競技人口に書かれてある興味深いものです。一度写真に撮ったのですが、上手く読めなかったために、先日のコンベックスのイベントで改めて撮って、今回記事にさせてもらいました。
【卓球伝来の地 岡山】
◆三友寺(中区門田屋敷)
山田耕作の自叙伝の中で、義兄であるガントレットにより作曲家とともにピンポンの指導を受けたとの記述がある。公式に卓球が伝来したとされる明治35年よりも3年早く伝わっていた。
〔日本に卓球が伝来して120周年!〕
【今、卓球が熱い!】
~「卓球」は今、日本が強いスポーツ。再び上昇気流に乗り始めた日本の卓球界~
「元祖天才卓球少女」の福原愛選手が登場すると、世界の強豪国として常勝カーブを描き始める。マレーシアの世界選手権では男女ともに準優勝。リオ五輪のシングルスでは、水谷準選手が日本初のメダル獲得という快挙、団体では男子が銀メダル、女子が銅メダルに輝いた。2017年4月に行われたアジア選手権では、平尾美宇選手が世界ランキングTOPの中国人選手を3連続で破り優勝。丹羽孝希選手も中国代表を打ち破っていた。現在の国別世界ランキングでは男子が2位、女子が中国に次ぐ2位となっている。
【卓球の競技人口・岡山の卓球について】
◆競技人口6位(1年以内に関わった)
1位ウォーキング、2位ボウリング ※サッカー、野球よりも人口が多い。
◆老若男女が楽しめるスポーツ
平成28年度(公財)日本中学校体育連盟 加盟生徒数
男子:1:サッカー :227,736人 2:軟式野球 :186,314人 3:バスケットボール:176,887人
4:ソフトテニス :171,387人 5:卓 球 :146,168人
女子:1:ソフトテニス :186,931人 2:バレーボール :168,073人 3:バスケットボール:135,600人
4:卓 球 : 95,219人 5:陸上競技 : 95,062人
平成30年 岡山県の中学校部員数
1:ソフトテニス :6,870人 2:卓 球 :4,691人 3:バスケットボール:4,096人
4:バレーボール :3,030人 5:陸上競技 :2,691人
【岡山の卓球(岡山県全体で推定2~3万人の卓球競技者が存在)】
◆競技者 約7,000人(競技スポーツレベル)
岡山県卓球協会加盟:5,767人/岡山市卓球協会加盟:1,500人(重複約7割)/新日本スポーツ連盟加盟:1,400人(重複約7割)
調べていると、羽場社長の講演内容が出てきました。卓球は今や人気競技で、少子化が進む中の中体連の部活動で唯一部員数が伸びているのが卓球部だとか。卓球は、学生のみならず中高年になっても愛好者は多く、県内の卓球人口は2~4万人(上のダンマクでは3万人)いるそうです。
そうでしたか、岡山が実は卓球伝来の地だったとは。この三友寺について調べてみると、思わぬ名前が出てきました。石井十次が岡山孤児院を設立した場所らしいのです。たぶん知らない人ばかりだと思うので、興味がある人は調べてみてください。昔、そういう演劇を観た事があるのです。
そして、もう一人、気になっていたのが松下チェアマン。どこかで今回のTリーグ発足に力を入れた人と聞きました。そういうクレージーな存在がいないと、こういうプロリーグが実現しなかったと思います。以下、松下チェアマンの概要です。
1989年:スウェーデンリーグ1部のファルケンベリに移籍。その後、協和発酵に入社し、1992年バルセロナ五輪に出場。1993年の1月に日産自動車へ移籍、4月に日本卓球界初のプロ選手となる。1997年にブンデスリーガへ移籍し、日本人初のプレーヤーとなる。1999-2000年シーズンではヨーロッパチャンピオンリーグで優勝。2009年に現役引退。様々なシーンでプロリーグについて言及。2010年3月に日本卓球リーグ発展プロジェクトチームが発足。2017年に、2018年より発足を目指すTリーグの専務理事に就任。
プロリーグ構想の原点は30年前にあったとあります。卓球が強い国の中でプロリーグが無かったのは日本だけだそうで、打倒中国一本でここまで進めてきたようです。サッカーやバスケの川淵チェアマンのような存在が、Tリーグでは松下チェアマンという訳ですね。それにしても、松下チェアマンの露出が少ない事がちょっと気になります。なぜ表に出てこないのでしょうか。マスコミが取材に来ないのかな。よくわかりません。
松下チェアマン公式ツイッター:https://twitter.com/matsushitakoji