J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

トライフープ岡山について19

2019-11-04 00:20:45 | トライフープ岡山

 リスペクトコラムです。
 先日の記事で岡山リベッツに今後の支援体制構築を思い描いた、個人的なアイディアを(勝手に)提案させていただきました。それではという事で、トライフープも書いてみました。当ブログの印象では、岡山4クラブの中で最も社会・地域貢献活動に理解があり、進んで実施されている印象があります。ひょっとしたら、よそで断られた依頼をどんどん受け入れておられるのかもしれません。そんなイメージ。
 一個人の戯言、独り言なので気にしないで下さい。当ブログとして、個人的にトライフープ岡山こうなっていったらいいなぁと、今後の支援体制構築を思い描いてみました。当ブログの「Jクラブの付加価値」をもとに、三位一体の支援(市民・行政・企業)のスタイルでまとめてみました。一つの参考になればいいですね。
   
【支援者1:市民】
①後援会組織
 まだ登録数は多くないでしょうが、トライフープにはオフィシャルファンクラブ(FC)があります。FCもいいですが、当ブログではぜひ後援会の設立を提案します。クラブ直営のために、広く支えるのではなく、単に所属してもらうだけのFCだけでは地域に根が張れません。つまり、こう言っては語弊がありますが、「マニア」的な人しか参加しません。後援会を作り、地域の名士をいただく会長を置き、「地域」と「職域」2タイプの支部会を県内隅々にまで張り巡らせれば、カネとヒトのピラミッドが構築できます。つまり、県下隅々から資金が集まり、観戦者が試合会場に集結し、スタッフが直接手を付けなくても、県内各地で支部会スタッフがクラブのPR活動をやってくれます。あくまで理想ですが。
 モデルはお隣のB2広島の「広島ドラゴンフライズ後援会」ですね。先日の広島ボラの方から「うちはFCとは別に後援会がある」と聞かされました。Bリーグには余り存在していないのかと思っていたら、お隣にいきなりありましたね。広島さんは経営自体はNOVAホールディングが親会社になっている分、地域との接点が必要になっているのでしょう。やはり、後援会組織が充実しているカープからの流れなのでしょうか。
 JリーグではJ1仙台の「市民後援会」と、J2新潟の後援会ですね。ホームタウン入りをクラブに陳情する地域後援会があるJ1松本もいいですね。詳しくは内容を見てみてください。あるところがどうして後援会を作ろうとしないのかと思っていたら、「横から物を言われたくないから」という価値観がクラブ内にずっと続いているらしいという身近な事例を聞いた事がありますが、全く愚かな価値観だと思います。また当ブログではJクラブで後援会の有無も評価基準の一つとしており、特集記事を見てみてください。
後援会関連:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140607
   
②ブースター文化の創出
 地元マスコミも含めて、まだ「ブースター」という言葉が見られません。観戦に行きましたが、まだコアな応援団という存在が出てきていないようです。たぶんまだ、観戦で手拍子くらいはする「ファン」はいても、声出し応援を続け、アウェー戦にも駆け付けたいというコアな「ブースター」はまだ生まれていないのかもしれません。
 応援について、クラブ側からこうして欲しいとかそういうのはしない方針と耳にしており、コアなブースターの自然発生と熟成を期待しているのかな。ボランティア時に「リードしてくれる応援団はいるの?」「応援用グッズは売っているの?」と聞かれた事があり、来場者はサッカーで言う「コアサポーター」の存在を期待している様子は見られました。どう生み出していくかが今後の課題ですね。
 当ブログの提案としては、FC会員を対象に「ファンの集い」「ブースターの集い」をやってはどうかと。J2岡山の初期に見られた一方的な「報告会」や、最近の観劇型の「ファン感」ではなく、ファンと選手が同じテーブルで親しく交流できるパーティータイプか、ファン主導で選手がお邪魔するブースター集会かなと。バラバラになっている応援者をつなぐという事は、実はJ2岡山でも見られた光景です。2005年頃にあった一木会やサポーターサイト立ち上げの会合など。いずれも当ブログが言い出しっぺみたいな役割で初動で動いていましたが、懐かしい。

③ホームタウンミーティングなどの市民との交流

 情報開示を広く行い、とにかく風通しのいいクラブ作りを行うべきです。J2鹿児島が、まだJFL時代だったかの時代に積極的に地域で意見交換会をされていたのを覚えています。また、J1松本はかなり高レベルなシンポジウムをホームタウン各地で開催し、地域住民と交流されていたのを覚えています。顧客と距離感を近くし、顧客目線で事業を考えるのは商業活動の基本だと思っています。
 まずは「トライフープと語る会」とかどうでしょう。何年か前に、SPOC研究会主管?で、奉還町「りぶら」で「シーガルズと語る会」を開催されていますが、ああいうのがいいですね。そういう「語る会」を行ってはいかがでしょうか。
ホームタウンミーティング関連:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160306

【支援者2:行政】

①行政等地域との連携
 やはり地元行政ですね。地元4クラブの中で試合数が最も多いため、県下各地で試合が行われます。県民クラブとして各行政と今後も連携されたらと思います。各地域ごとに経済団体や教育機関などが連なっており、行政の意向で支援の輪も広がるのではないでしょうか。ただ、広いしフロントスタッフも少ないので何か工夫が必要になると思います。行政(体協、スポ少等)ごとに後援組織を作っていけたらいいですね。県バスケットボール協会という組織もあるし。

②草の根活動
 県下の街角あちこち(公共施設中心)に、3×3ができるバスケットゴールがあり、若い人がバスケに興じています。体育館のコートだけでやる球技ではなく、いつでもどこでもできる身近なスポーツです。元々サッカーに次ぐ競技人口を誇り、ファン層も若者層で占められており、将来に大きな期待が持てるスポーツだと思います。トライフープは地元4クラブの中で、最も地域貢献活動に熱心と思われるため、県下隅々でバスケとチームの普及活動で今後も頑張って欲しいと思います。

【支援者3:企業】 これについては、周りに多くの事例があると思うので、省略させていただきます。例えばJ2岡山とか。当ブログでもスポンサー会や、ビジネス交流会等の事例がありますが、今回はまだいいかと。

【支援者4:商店・商店街】
①サポートショップ(協賛店)制度
 なかなか簡単にはいかないでしょうが、少しずつでもサポショ(ネーミングは例えば「トライプショップ」とか)を設けていってはいかがでしょうか? 理想は岡山市商店会連合会を軸にまずは岡山市内から根を張っていくとか。岡山のよそのクラブは奉還町商店街とお付き合いがあるようです。岡山総合グラウンドの足元の商店街としては存在感はありますが、オンリーでは成長は無いと思っています。岡山市内にはまだまだ商店街があります。商店でなく、商店街単位で動くとしたら、FC東京にいい事例があります。
サポートショップ(協賛店)関連:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180112

 あと、この記事では番外編的なものになりますが、どこかNGOとか社会奉仕団体とコラボされてはいかがでしょうか。バスケはファン層が他の競技よりも若い、若者層へのPRという点ではお互いメリットがあると思います。AMDAとか。
 もう一つ、トライフープは岡山の中でも最も地域・社会貢献活動に熱心なクラブになるイメージがあります。トップページにあるように地域貢献活動に数多く行かれていると思いますが、もう一つカテゴリページを作って、まとめてはいかがでしょうか? スポンサーなど支援者に見せれば、一気にイメージアップです。モデルはこの記事。6年もフリーズしているところよりも全然GOOD。
 という事で、どこまで参考になるかはわかりませんが、一つ提案させていただきました。あとはぜひ岡山のトップスポーツクラブの横の連携もお願いしたいですね。そういう横の連携は東西南北の隣県ですべて行われています。音頭を取るところが無ければ、ぜひトライフープで呼びかけるとか。全然ふさわしいと思います。先日の御津大会でGMが「連携を図っていきたい」とコメントされていたし。リベッツでも言いましたが、岡山県の隅々にまで根を張って欲しいです。
 リベッツの時のこの記事で「もう少し『ジーンズ』文化を出してはいかがでしょうか。オフィシャルスーツはデニムスーツにするとか」と書いていましたが、トライフープで先に実現していますね。そういう面でも4クラブの中で、当ブログと価値観が一番近いような印象を覚えます。
   
【御津公民館祭り 獅子舞フェスタ」参加】
 一昨日、仕事の関係で御津地区を訪れた関係で、イベントに顔を出してみました。公民館を中心に文化祭のような内容で、規模の大きいイベントでした。さて、バスケの会場はどこかなと探す。体育館かなと思っていたら、その手前の中庭エリアでした。バスケットゴールが持ち込まれ、地面は屋外そのままでストリートバスケの様相でした。仕事で少しお付き合いのあるあがいやんせ(らーめん美味しかったです)若社長と一緒に観戦?しました。
 前半は小学生対象、後半は中高生?対象でバスケのミニ体験でした。珍しいのか、地元のシニア層を中心にギャラリーが何人もいましたね。通常は選手の模範演技にギャラリーが付き、教室はそれほど注目されないものですが、この日はまるでステージイベントのように、このフェスタの主役になっていました。
 GM補佐もジャージ姿でコーチの一人として活躍されていました。フロントスタッフは横で見守るのが通例ですが、一緒に現場で動かれているのはいいですね。御津地区では先日公式試合があり、動員数は少なかったようですが、地域からバスケ教室等の依頼が多いようで、来季もまた御津に来てくれたらいいですね。今日も西大寺方面で選手による地域貢献活動があるのですが、残念ながら行けず。
クラブ公式HP該当記事:http://tryhoop.com/2019/11/01/event-1102/

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