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日本代表のこと・・・453

2019-11-19 00:01:47 | サッカー(日本代表、W杯等)

 留守録観戦レポです。
 が、昨日の試合でDAZN等で観る試合が多すぎて、U-22の試合は放送されていたのは知っていましたが、慌てて録画ボタンを押すのが精いっぱいでした。落ち着いた時にスポーツニュースを見ると「惨敗」という文字。まぁ、当ブログは日本人監督反対派であり、森保ジャパン反対派なので、「まぁそうでしょう」と妙に納得していまう。世界はそんなに甘くないと思う。過去上手くいったのは選手で欧州組が増えてレベルアップしたからであって、日本人監督のレベルそのものはドーハの悲劇時代と全く変わっていないと思っています。なぜか、世界を知らないから。世界を知らない監督が世界で勝てる訳が無い。まずはその辛口報道を見てみましょうか。
   
【U-22コロンビアに0-2完敗…森保五輪Jは“ないない尽くし”】
「2020年東京五輪の目標として「金メダルを獲得する」と言い切っている森保監督にしてみたら、世界のトップ級ではないコロンビア相手に負けているようでは話にならない。」
「森保監督は試合前から「現時点のベストメンバーでいく」と断言。日本代表に欠かせない存在であるスペインの久保建英(18)、主軸を張っているオランダの堂安律(21)の2人を先発させた。当然、メディアやサポーターの関心も高まり、いよいよ不出来な試合は見せられなかったにもかかわらず……。0ー2というスコア以上に無残な敗戦だった。」
「現地で取材した元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏が「問題山積、前途多難という言葉だけでは済まないほどの多くの課題が噴出しました」とこう続ける。
『左サイドMF久保も右サイドMF堂安も個人での突破力、キープ力など特筆すべきプレーも少なくありませんでした。しかしながら久保と左ウイングバック、堂安と右ウイングバックの選手が連係を図りながら相手を崩すようなシーンは見られず、守備をキッチリこなしながら攻撃にスイッチを入れる役目を担うボランチ2人(中山と田中)も低調なパフォーマンスに終始しました。この2人に限らず、どの局面に置いても選手同士の距離感が悪くて良好なコンビプレーは皆無に等しく、攻守の連係もまったく取れていなかった。』」
引用:日刊ゲンダイ
   
【「融合試験失敗」。U-22代表、コロンビアに完敗の一戦で見えた明らかな課題】
〔攻守にチグハグ、機能しないチーム〕
「東京五輪を目指して立ち上げられた代表チームの活動は2年近くに及ぶが、国内での試合経験は皆無。言ってみれば、東京五輪日本代表のお披露目試合だった。堂安律(PSV)、久保建英(マジョルカ)といったA代表でプレーする選手たちもこちらへ合流。指揮官が今回の招集リストを「ベストメンバー」と形容したこともあり、いよいよ五輪へ向けての強化が本格化するというムードもあった。だが、南米の強豪コロンビアを向こうに回しての試合は、攻守でチグハグな内容となって、0-2の完敗。良いところを探すのが難しいような試合内容になってしまった。」
〔徹底的なアウェイ主義で強化してきたが…〕
「東京五輪を目指すU-22日本代表は、徹底された「アウェイ主義」で強化を図ってきているチームである。リーグ戦の合間を縫いながら世界各地を飛び回って転戦し、ひたすら実戦経験を積み上げてきた。アジアでは年上の大会に参戦し、昨年8月のアジア競技大会ではプレミアリーグで活躍するソン・フンミンらを擁した韓国と渡り合って経験値を積み上げた。
 今年に入ってからもトゥーロン国際大会で準優勝、コパ・アメリカでは“オーバーエイジ候補”の選手たちを加えた編成で南米のA代表チームの胸を借りて力を蓄え、先月はアウェイの親善試合でブラジルを撃破する快挙も達成していた。」
「初招集となった堂安が「半信半疑で試合をした部分もあった」と振り返ったように、連係面は手探り状態。独特の部分がある[3-4-2-1]システムでの噛み合わせの難しさもあって、前半はチームとしての機能性が余りにも低かった。」
〔急に入ってきた選手が合わせる難しさ〕
「堂安と久保はどちらも「(ピッチの)内側で受けたいタイプ」(MF田中駿汰/大阪体育大)の選手であり、無駄な渋滞が発生してしまって、スペースを使えないシーンが頻出した。ウイングバックの位置取りも低くなる中で、攻撃は堂安と久保が個人技で“何とかする”しかないような場面ばかりで、屈強なコロンビア守備陣を相手に打開できる可能性は低かった。
 このシステム、このチームでのサッカーを初体験する堂安に何となくプレーさせてしまったこと自体が失敗だったのは否めないが、これは今後も付いて回る問題でもある。堂安を次にこのチームへいつ招集できるかは不透明で、それは久保や他の欧州組についても同じこと。急に入ってきた選手がパッと合わせるしかない難しさは、最終的にオーバーエイジ選手を融合させていくという部分でも確実に課題となる部分だからだ。」
〔「引き下げる」融合の難易度〕

「森保監督は五輪年代の選手をA代表へ引き上げることによる融合を強く意識させてきたし、実際コパ・アメリカではその片鱗を観ることもできた。ただ、A代表の選手を五輪代表へと「引き下げる」場合となると、五輪チームが[3-4-2-1]という独特のやり方を積み上げてきたこともあり、思っていた以上に難易度が高くなっているのかもしれない。」
「 五輪代表の強化をW杯へとスムーズに繋げていくためにも、来年の五輪イヤーは今年以上に「世代融合」がポイントになるし、意識してやらねば五輪本番で今回のような失敗が繰り返されることも確実。タレントを放り込んで並べればうまくいくような話ではない。そのことを確認できただけでも、広島での「融合試験失敗」に価値はあったのではないか。」
引用:GOAL
   
 という事で、前半27分から留守録を観始めました。まだ0-0です。堂安選手がこの年代に招集されたのは初めてとか。そりゃ連携は良くないでしょう。ひと昔前のアルゼンチンにちょっと似ているイメージ。メッシが合流するが、全くチグハグで勝てず、メッシが戦犯になってしまう。昨季まで柏にいた中山選手出てますね。
 1失点目、守りの人数がいたのに、ポッカリ穴が開いて、鋭いシュートを打たれました。あの決定力、あのスピードが世界レベルだと思います。ブラジルに勝っているチームと解説されていますが、その時の試合がピークだったのかもしれないし、あてになりません。確かに日本選手はどの選手もどこか余所余所しい。ひょっとしたらホームで上がってしまっているのか。おいおい、五輪本番もホーム日本だよ。
 コロンビアは守備が速くて奪取力があります。しかし、五輪代表というのはややこしいですね。海外組やA代表の合流の他に、オーバーエイジの合流もある。そういう豊富な経験と引き出しの多さが求められていますが、ちょっとJ1で何度か優勝しただけの森保監督で本当にいいのかという疑問が個人的には残ります。

 そして2失点目。完全に左右に振られて、対応が遅れている。引いてスペースが空いている。「顔を上げろと森保監督が言うが、選手は顔は上げているが、その後どうしたらいいのかわからない」と解説されています。それが森保ジャパンの課題でしょう。引き出しが無いから精神論に走る。まさに日本人監督のパターンではないかと。久保と堂安しかボールを受けたいという選手がいないと解説されています。どうしてそんなチームになってしまったのか。やっぱ監督ですか。おっと、あの川口氏が見えました。そうでした、GKコーチなんですね。
 日本はちょっとづつパスのタイミングが遅くなっていっているから、読まれて奪われてしまう。日本のプレスはずっと弱いが、コロンビアはさぼらずに強い。コロンビアの選手は日本の選手がどう来るか、読みながらプレーしています。それが世界との差じゃないですか。
 ベストメンバーで臨んで、8ケ月後に迫った五輪本番に向けて、いい感触で終わらせるはずだった親善試合コロンビア戦。こんなはずじゃなかったのにと。このままでいくと五輪でも開催国でありながら、グループリーグ敗退。そうなったら森保監督を替えるべきです。A代表も。まるでかつての加茂ジャパンの再来ですね。おっと、明日はA代表のベネズエラ戦。森保監督って、そんなにすぐに頭が切り替えられる監督なんですね。ちなみに最後に選手が持って、ピッチを一周した横断幕の「BLUE PEACE JAPAN」はこれです。

コメント
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