次に向けて頑張りましょう203

　リスペクトコラムです。
　いやぁ、派手に負けましたねぇ。まぁシーズン中には、こういう試合もあるでしょう。昨日、ウルトラス岡山店で開催された、ファジのアウェー横浜戦のＰＶに参加してきました。今季はイオンとかで開催されていたＰＶがすっかり開催されなくなったので、モリカツ店長もニコニコでした。今回の参加者は山やん君と久しぶりの熊氏。来店客もそこそこ来ていました。それでも顔ぶれはまた、いつもと違う感じ。いつも思いますが、どうしてこういうＰＶは顔ぶれがガラッと変わるのか。毎回見る顔は我々くらいか。
　　　
　試合ですが、横浜さんの上手い試合運びが目立ちました。監督は昨季柏を率いていた下平監督。2011年Ｊ１のＭＶＰになったレアンドロ・ドミンゲス選手、ＧＫは南選手と柏色が出ていたチーム。試合スタイルも柏を再現するようなポゼッションサッカー。「ボールを我々で支配する」と下平監督が口にしているほど、まるで柏が青のユニフォームを着ているよう。
　昔から岡山の苦手タイプは、守りが堅い、ポゼッションが上手い、プレスが強いタイプと認識しており、まさにそのうちのポゼッションが強い相手でした。横浜さんは柏のようなプレスの掛け方、ボールの回し方でしたが、それに対して岡山は、プレスが弱く、ボールロストが多く、プレーの精度が低かったです。
　　　
　山やん君が「どうして横浜はこんなに上手いんだ、イバとレアンドロは反則ですよ」とぼやく始末。それでも前半はスタミナを温存して、ハーフタイムに有馬監督から喝が入って、後半に一気に逆転だよと言っていました。確かに途中出場の中野選手が一矢を報って１点返しましたが、特に失点３点目がいけなかった。一森選手のファンブルっぽいものでしたが、あれで次は金森選手と替わるなという話がどうしても出てしまう。
　気が付いたら「夢スコア」と言える５点を献上。2011年の鳥栖戦（６点）以来で、山やん君がしっかり覚えていたのにもビックリ。最後は、観客動員にまた響いてしまうなとも。観客数の減少傾向、チケット価格の値上げ話に後から追い打ちをかけるような今回の大敗。今後のホーム戦観客動員数が心配です。
　　　
　ネットの戦評です。【ﾊｲﾗｲﾄ：ﾌｧｼﾞｱｰﾉﾁｬﾝﾈﾙ】
「（横浜FCは）3試合勝ち星から遠ざかる中で、前半途中に草野がケガで交代。この悪い流れを変えたのはイバとLドミンゲスの「外国籍コンビ」だった。まずは、前半41分にイバが得点を決めると、後半6分には続くようにLドミンゲスがネットを揺らす。その後も、イバの推進力のあるドリブルとLドミンゲスの正確無比なパスを軸とした攻撃で得点を重ね、終わってみれば5得点を挙げての圧勝。横浜FCはチームの最適解を見つけた試合となった。一方の岡山は、7試合ぶりの黒星を喫してしまった。」
引用：スポーツナビ
【エルゴラッソ採点】
　イヨンジェ選手：5.5　好調な男もこの日は沈黙。苦しい展開だった

　今朝の山陽新聞朝刊の「ファジ屈辱５失点」」というタイトルの記事の戦評です。
「ファジアーノ岡山は完敗した。持ち味の前線からのプレスが機能せず、今季最多の５失点。前半の終わりにミスから失点され、リズムを失った。」
「チームが生命線とする連動したプレスが鳴りを潜めたのが、最大の要因だ。巧みな位置取りでパスを交換する横浜ＦＣに対し、寄せてはかわされる繰り返し。守備のスイッチを入れるファーストディフェンスが最後まで定まらなかった。高いポジションを取ってきた相手の両サイドバック、ＤＦとＭＦのライン間で自由に動くレアンドロドミンゲスにも手を焼き、決定機をつくられ続けた。
　守りがうまくいかなかったのは全体をコンパクトに保てなかったから。４バックのＤＦラインが普段よりも数m低く、前線との距離が間延びしていた。」
「１失点目につながった武田将の安易なドリブルなど、軽率なミスが相次いだのもいただけない。」
引用：山陽新聞

　これで順位は１つ下がって10位。また２桁になってしまいました。次節勝てば最良で８位に浮上できるかもしれませんが、負ければ最悪で14位まで転げ落ちる可能性があります。だいぶすぐ下も拮抗してきました。まさかこれが今季の失速の始まりではありませんように。
　次の相手は鹿児島さん、当ブログ的には「付加価値が高い公共財Ｊクラブ」予備軍として、付加価値が高いクラブと認識。いずれ山口さんのような存在になる事でしょう。ただ、現在19位と低迷。勝敗も勝ったり負けたりと不安定。今季Ｊ２に残留できれば、来季は成長すると思っています。