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カリスマの存在185

2015-07-15 00:05:06 | カリスマの存在

 事例紹介コラムです。
 J1リーグで現在かなり下位の順位で苦しんでいる某黄色いチームですが、昨日驚くべき吉報が舞い込みました。何とブラジルリーグの元得点王のバリバリのストライカーが入団し、来日しました。という事で、順番に抜粋して紹介。
   
【クラブ公式発表】
・氏名: エデルソン・アウヴェス・リベイロ・シウヴァ(Ederson Alves Ribeiro Silva)
・登録名: エデルソン
・ポジション: FW
・身長・体重: 171cm・68kg
・年齢: 26歳
・出身地: ブラジル
・経歴: アトレチコ・パラナエンセ(ブラジル)→セアラーSC(ブラジル)→ABC FC(ブラジル)→セアラーSC→ABC FC→
      アトレチコ・パラナエンセ→アル・ワスル(UAE)
・主な出場記録
 2012年 ABC FC: ブラジル全国選手権2部/27試合12得点
 2013年 アトレチコ・パラナエンセ:ブラジル全国選手権1部/34試合21得点。※ブラジル全国選手権得点王
 2014/15年 アル・ワスル(UAE)/26試合14得点
・コメント
 「レイソルについては、熱狂的なサポーターをはじめ、クラブの組織、施設などについて聞き、また日本への良いイメージも持っているので、この移籍を決断した。自分は中央でもサイドでもプレーできるし、ゴールの決定力を見せたいと思う。レイソルの一員として勝利に貢献できるよう頑張りたい」
J1柏公式HP該当ページ:http://blog.reysol.co.jp/news/2015/013751.html

 昨日、新聞休刊日でたまたま購入した日刊スポーツにデカデカの載っていました。「エデルソン電撃来日 13年ブラジル1部得点王、リベルタドーレス杯3発」というタイトルの記事で、誠に頼もしい記事でした。佐藤寿人タイプとも書いていましたが、当ブログでは「憎っくき」寿人です。まあいいか。以下、抜粋して紹介。
    
 昨シーズン、期限付きで所属したアル・ワスル(UAE)で、元鹿島のジョルジ―ニョ監督のもとで活躍。圧倒的な攻撃力が自慢だが、独りよがりな選手ではなく、CFだけでなく、左右のウイングでもプレーが可能と話し、チームワークの大切さも強調。ACLの準々決勝の広州恒大戦では「相手は中国のビッグクラブで、偉大なフェリペ(スコラリ)監督のもとでブラジル選手も増加しているので、自分のモチベーションは高い」とコメント。登録手続き等を経て、最短で19日の川崎戦から出場可能となる見通し。

その下の記事に今まで活躍した外国人選手一覧が載っていました。ちょっと簡単に紹介してみましょう。
・カレカ('93~'96): '89-90セリエA優勝
・ミューレル('95): '87ブラジル全国選手権得点王
・エジウソン('96~'97): '00クラブW杯MVP
・ストイチコフ('98~'99): '94W杯得点王
・洪明甫('99~'02): '92KリーグMVP
・サンパイオ('02): '98W杯準優勝
・エジウソン('02~'03): 
・フランサ('05~'10): '03-04ブンデスリーガアシスト王
・レアンドロ・ドミンゲス('10~'14): '11JリーグMVP

 こうして見ると、黄色いチームに来た外人選手は蒼々たる顔ぶれでしたね。今回のエデルソンは、昔のエジウソン('96-'97)のようなイメージですね。移籍金は4億円だとか。過去の選手では、カレカ、ミューレルに次ぐ3人目のブラジル1部得点王となる大物選手になります。ここはJ1クラブで、企業チームの顔がちょっと出ましたね。そして、サッカーダイジェストWEBにも「【柏】待望の“切り札”が合流。エデルソンがもたらす効果は?」というタイトルで、特集記事がありました。以下抜粋して紹介。

 レアンドロの神戸移籍が濃厚となった6月の段階で、「決定力があって、味方に点を取らせることができる選手として、渡辺ダイレクターがをリストアップ。代理人によれば、ブラジル、UAE、サウジアラビア、中国からもオファーがあったそうですが、文化や環境面を含めて「日本でプレーするのが夢だった」本人たっての希望で、柏へ入団。
 エデルソンいわく、「シュートやドリブルは、ロマーリオを自分の目指すところに重ね合わせている」とロマーリオを常に意識したプレーを強調。代理人も「彼は10番(ゲームメーカー)よりも、9番(ストライカー)タイプの選手。スタミナがあって、故障も少ないタフな選手。UAEに移籍した時と同様、日本でもアジャストできると思う」とコメント。
 注目されるのはその起用法。UAE時代は主にサイドハーフとウイング、得点王に輝いた13年のアトレチコ・パラナエンセでは2トップの一角でプレー。「トップ下も含めて前のポジションならどこでも対応できる選手。今いる選手との連係を重視して決めていくと思う」とCF、ウイングの二通りでの起用を視野に入れていると渡辺ダイレクターのコメント。
 エデルソン本人への「CFとウイングどちらでプレーしたいか?」という質問には、「ゴールを決めるという意味では、CFのほうが自分も慣れているので得点の可能性は高いと思う」とコメント。「監督がサイドでと指示するのであれば、もちろんそこでプレーして、チームに貢献できるように全力を尽くします」とも本人がコメント。ウイング起用では「守備面」に不安が残るともありました。
 クリスティアーノは背後のスペースを突かれてサイド攻撃からの失点を招く場面が何度も見られるため、攻守のバランスを考えれば、スタートポジションにCFエデルソン、ウイングに工藤とクリスティアーノを据えて、流動的にプレーさせるのが現実的なのかと。

 エデルソン選手(まだ、宙で覚えきれていませんが)、頑張ってもらいましょう。正直、先日の鳥栖戦の完敗を観て、やはり吉田監督はここまでかと思いました。吉田体制になる時に、前半を終わって2ケタ順位なら降格する心配が出てくるので、監督は交代してもいいのではないかと論じてきましたが、まさにそんな成績で前半を終了しました。もう、これはあかんわと思っていた時に吉報。エデルソン選手に、窮地に陥った黄色いチームを救ってもらいましょう。くれぐれもACLだけの活躍というのは無しで。

サッカーダイジェストWEB該当記事:http://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=10225
日立台広報日記該当ページ:http://blog.reysol.co.jp/koho/post_2079.php

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